訳三年前、私たちのもとに突如訪れた新型コロナウイルス。それは世界中の人々の日常生活を崩壊させていきました。私たち高校生にも影響は大きく、行事の中止、オンライン授業、黙食など、今まで当たり前のようにやってきたことが制限されるようになりました。
その中でも私たちが一番つらかったのは行事が中止になったことです。学校祭は高校三年生になって初めてちゃんとしたものを行うことができました。去年に開催はされたものの、ステージ発表やご飯ものの提供はなく、感染症対策を厳重にしたうえでの開催となり、おととしは開催すらできませんでした。また、修学旅行にも影響が及びました。私たちの学校では、毎年台湾かカンボジアのどちらかに語学研修として何日間か向かう行事があったのですが、私たちも先輩方も行くことができず、私たちは沖縄に修学旅行に行きました。以前からカンボジアに行けることを楽しみにしていたのでとても残念でした。このように高校生活の重要な行事がなくなってしまうのは私たちにとってとてもストレスになり、「コロナだから」という理由で行動が大幅に制限されてしまうことに、困惑が絶えません。スタジオアリスによると、全国の小学生の子供を持つ親のうち、88,9%が何らかの学校行事の中止を経験したことを明らかにしました。さらにこのようなことが起こると私たち高校生や中学生、小学生のモチベーションに悪影響があることもわかってきています。学校を欠席する生徒が増えたり、表情が暗くなったりといったこともありますが、マスクを強制されることで夏の期間は熱中症になったりと深刻な問題につながりかけない事例も出てきています。
私たちが今考えなければいけないのは、そもそもの原因やどうしてこうなったのかではなく、今の状況に対する対処法です。私も新型コロナウイルスに感染したことがあるのですが、体はだるく、辛いです。重症者も増えている現状があるので、いち早くこの現状を改善していかなくてはいけないと思います。