新型コロナウイルス流行により、世界が大きく変化した。私たちは、この変化に適応するために様々な取り組みをした。様々な取り組みをしていく中で、今までの生活の当たり前が変わって問題点を発見してきた。例えば、医療現場のひっ迫や発展途上国の支援がある。私は発展途上国の支援について考えていきたい。
新型コロナウイルス流行前の発展途上国支援は、寄付や物資支援、現地でのボランティアが主だった。しかし、新型コロナウイルス流行により、現地へボランティアに赴くことが容易ではなくなった。このことは発展途上国開発にマイナスな影響を与えた。しかし、今までの支援方法をを見直すきっかけになると考える。今までの支援方法は先進国と発展途上国の関係が主従的かつ受動的だった。そのため、先進国側の支援の手が離れると途上国側が何を行えばよいのか分からなくなり、今までの努力が水の泡になってにしまうことも少なくなかった。この関係を見直し、対等な関係を築くことが必要だ。そして、発展途上国が自立的な発展ができるように陰で支えるべきだと考える。そのために私ができることは、フェアトレード商品を積極的に使用していくことと環境保全を行って行くことだと考える。先進国、発展途上国間でフェアトレードを行い、一つの国として対等に関係を築くべきだ。フェアトレードを行うことで発展途上国の劣悪な労働環境を改善したり、先進国に依存せずに経済発展が見込める。途上国が自立して国を運営するのを後押しすることができる。また、環境保全が必要だと考える理由として、環境破壊を止めることで砂漠化や海面上昇などの気候変動による貧困や食糧難になる人々の数の増加を抑制することができる。
わたしたちができることはフェアトレード商品を積極的に選択することと気候変動を抑制し、できるだけ環境負荷をかけないように心がけることだ。そして、今までの当たり前を考え直すことが重要だ。