[ぼらぷらエッセイ]

『COVIT-19。SDGs。様々な困難。・・・』

COVIT-19。SDGs。様々な困難。これらは全て大きすぎる課題であり、我々高校生という未熟な存在、それも自分一人というか弱い存在では何も出来ることは無いのではないか。
そう思わせられる問題なのだ。だから我々はこの問題を考えなければいけないのだろう。簡単に答えは見つからない。皆で考え、知恵を共有し合わないと到底答えがでない問だからこそ、考えがいがあるのだ。
ここまで聞いて、あなたは早く本題に移れよまどろっこしいと思うかもしれない。しかし、私の答えはこれなのだ。こうやってつらつらとSDGsについて考えること。COVIT-19について考えること。思考を、意識をそちらに向けて。これこそが我々にできる最大限の行いでは無いだろうか。
無論、マスクをして感染拡大を防ごう!や、募金をして少しでも助けになるように!というのは大切だ。私もそう思う。
が、それらはあくまで表面的で、本質的な事は別にあると私は思う。
今、世界ではこんなに経済格差が拡がり、貧困が悪化して、発展途上国と先進国の差が歴然となっている。そんな中、我々国民のたった数百、数千円の募金が集まった所で何が出来るだろうか。
勘違いしないでもらいたいが、だからやっても意味が無いと言っているわけでは決してない。寧ろ皆が進んで行動すれば世界は確実に改善されると思っている。が、それでは足りないという話だ。
話は数百、数千万の世界では無い。数億、数百億円という世界なのだ。
そのレベルは我々がどうこうできる問題ではない。もっと大きな勢力に任せるべき問題だ。
なればこそ、我々に必要で最も尊むべきことは、常日頃からこれらの事について思考を巡らすことだろう。今、これを読んでいるあなたは何かしらこれについて思考をしている。それで良いのだ。その思考はいつか自然と行動になる。やがて行動は何かしらの結果を導く。結果は大きな力となり世界を変えるだろう。
大切なのは、思考だ。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。