[ぼらぷらエッセイ]

『 新型コロナウイルス発生から3年以上がた・・・』

 新型コロナウイルス発生から3年以上がたった今、国民のコロナへの危機感は薄れ、五類感染症に移行したことで、社会全体で以前の生活を取り戻そうとしていると感じます。また、日常生活を送る中で、新型コロナウイルスによる不自由を感じることもなくなりました。しかし、新型コロナウイルスによる社会影響は今もなおつづいています。
 例えば、新型コロナウイルスによって世界経済の成長率が大幅に減速したことで、先進国は世界の資本を吸収し、それによって新興国と発展途上国は、多額の債務負担と投資の低迷に悩まされ、数年にわたる低成長に直面しています。成長と投資の低迷は、教育や健康の向上、貧困の撲滅、インフラ整備における壊滅的な後退と、気候変動に必要な対応をさらに増加させることになります。
 この困難な状況を乗り越えるために、今すぐにでも行動することが私達にとって大切なことだと思います。
 買い物をするとき、サステイナブル・ラベルがついているものを積極的に買うことを心がけます。普通の商品ではなく、サステイナブル・ラベルがついた商品を選ぶことが、労働環境悪化の防止や自然資源の保護に繋がるからです。 
 また、発展途上国の人たちが十分に食事から栄養を取って、免疫力をつけることができるように寄付をします。彼らが3食、食べることができるよう支援することで、彼らの体は頑丈になり、病気になる回数を大幅に減らすことができます。
 新型コロナウイルスの被害が少なくなってきた日本ですが、世界に目を向けることで、まだまだ解決すべき課題が残っていることがわかりました。私は、SDGsの17の目標と関連付けながら、新型コロナウイルスがもたらした問題を解決できるように、たくさんの情報を集め、様々な視点から考えることを意識しようと思います。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。