[ぼらぷらエッセイ]

『[新型コロナウイルス]。私が初めてこの言・・・』

[新型コロナウイルス]。私が初めてこの言葉を耳にしたのは小学校卒業の直前。まだ幼い私は近くに来ないだろう、大して影響はないだろうと思っていました。しかし、気がつけばコロナによって制限された中学校生活を送り、高校生になっています。
2023年。少しずつコロナの流行が収まり、マスク無しで学校に行くことが当たり前になりつつあります。途端にコロナだけでなくインフルエンザの再流行も起こってしまいました。
私たちはこれから感染症にどう向き合っていくべきでしょうか。
これまで、国や政府、WHOなど世界の国々がコロナの対応について話し合い、様々な策が生まれました。しかし、新たなルールを作るだけでは何も変わりませんよね。世界の目標を達成するには世界中の人々全員が忠実にルールに従わなければなりません。だが、それもなかなか現実的ではない。では、どうすればいいのか。私にはひとつシンプルな考えがあります。それは、[自分]がルールに従うことです。自分1人が正しいことをしたり、逆に悪事をしても大きな影響はないだろうと考えてしまいがちです。ですがそれは本当でしょうか。確かに自分というたったひとりの人間がルールに従ったところで世界が変わるというのは確実していません。しかし、家族や友達はどうでしょう。狭い範囲だとしても誰かに影響を与えることは出来ます。[自分]が正しい行動を取れば必ず誰かが見てくれている、真似をする、また誰かに広まる、そういう連鎖を作っていけば明るい未来が見えてくるのではないでしょうか。それを信じて私はめんどくさかったり、嫌だなと思うことはあるけれどコロナ対策でいうと、手洗いうがい、飛沫を吸わない、とばさないようにすることに注意していこうと考えています。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。