[ぼらぷらエッセイ]

『新型コロナウイルスが世界的に流行した今、・・・』

新型コロナウイルスが世界的に流行した今、SDGs達成の為に私ができることはまず「知る」という事だと思う。というのも新型コロナウイルスが猛威を振るっていたころ、私は自分の生活に対する不安や心配で頭がいっぱいで、それがSDGs、中でも発展途上国の人々の暮らしに大きく影響するなど考えたことなどがなかったからだ。しかし、そのような事は新型コロナウイルスが世界的にまん延していたことから考えても当たり前で、ニュースなどでも取り上げられていたはずである。それでも、自分が気にかけている情報以外は頭に入ってきづらいので、私の場合はかなり時間が経ちぼらぷらを通してこのことを知った。だからまず、私たちは知らなければならないと思う。それはSDGs自体、また「この地球上に住んでいる以上は、地球やSDGsに関して関心を持つ必要があること」などである。私はこのぼらぷらでのオンライン研修を通して、SDGsはやりたい人だけがやるというスタンスでは達成できない目標であることを知った。そのため私はSDGsを学び続けたいと思うし、関心がない人たちにSDGs を知って欲しいと伝える必要があると思う。そしてこれが「知る」という心がけの次にできる事だと思う。SDGs達成のような世界規模の目標は、私一人で解決できるものではない。例えば、私が月にもらうお小遣い5000円を全額発展途上国に寄付するとして、それは確かに微量ながら何かの役に立つはずではあるが、全員を残すことなく救えるわけではないし、根本的な解決からは程遠い。しかし、それが何百万人規模で行われるのなら話は変わってくると思うので、私はSDGsを知るという輪を身の回りの人々から広げていければ良いなと思う。コロナ渦が明けた現在、世界の人々にできた心の余裕を少しでもSDGsに向かせることができれば、物事はより良い方向へ進むと考える。そして、その第一歩は知る事だと思う。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。