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オンラインSDGs海外ボランティア研修

[オンライン研修第7回]
SDGs×ぼらぷら

2020年11月06日 07:09

わたしのSDGsアクション・感想

 私は2019年3月に2週間カンボジアの村で生活した経験があるため、カンボジアの社会や村人の生活が懐かしく感じた。当時は、この夢の村プロジェクトとSDGsの関連にあまり意識していなかったが、たくさんの分野に対する取り組みがされていて、達成している目標もあり、国際協力の効果に気づいた。このプロジェクトは、外国語の授業などを導入した質の高い教育を提供し子どもの未来の選択肢を広げ、現地スタッフやホームステイ先で雇用を創出し、ボランティア会員が村で消費活動を行うことで経済の活性化を実現してきた。これにより、大きな問題である貧困が改善されてきている。さらに、私が村を訪れた時は電気が通らない環境だったのに、その後改善されたのが一番の驚きだった。また、村がだんだん発展していること、そして村人にとって以前よりも便利な生活になっていることを嬉しく思う。オンラインアクティビティを現地の子どもたちとできることも電気が使えるおかげであると思う。
 日本のカンボジアに対するODAの支援は大きく、カンボジアにとって重要な存在であることも再学習できた。カンボジアのツアーガイドさんが日本の協力を説明してくれて、感謝の言葉を頂いたことを思い出した。「日本は地雷撤去や橋の建設に積極的に実施してくれたおかげで、今のカンボジアがある。日本の皆さんありがとう。」と言って、私たち日本人ボランティア会員に手を合わせた。その時も今も、私は何もカンボジアにしてないから、お礼を言われる立場じゃないと思っている。しかし、そのガイドさんの言葉はほんとうに温かく、日本人としての誇りを持てた。このように、日本が協力したことをお札に国旗を刷るほど忘れることなく、感謝を述べるカンボジア人の心の豊かさに感動した。
 現在のカンボジアで心配していることは、経済だ。サービス業が産業における割合が高いカンボジアは、観光業がコロナによる大きな影響を受けていると思う。インバウンドが減少すると、ホテル・飲食・観光地などが全く稼げない。今まで観光が主だったカンボジア経済は今、どうなっているのだろうか。
 今後は、カンボジアの経済状況や日本の国際協力のあり方について調べていきたい。