新型コロナウイルスの世界的流行は、保健分野にとどまらず経済・社会全体に影響を及ぼしている。このコロナ禍の中で、私ができることは何だろうか。
まず私にできることは、感染予防のための対策を徹底することだ。例えば、手洗い・うがいやマスクの着用、3密を避ける、不要不急の外出を控えるなど、自分にできる最大限の対策を行う。そうやって自分の感染を防ぎ、感染を拡大させないよう心がけることは、医療崩壊を防ぐことにもつながり、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に大いに貢献することになるだろう。また、コロナ禍で家で過ごす時間が増えたわけだが、家庭でできることもたくさんある。例えばSDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」に関連して、歯磨きやシャワーをする時は水を出しっぱなしにしないようにしたり、SDGsの目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に関連して、照明や電気製品は必要な時だけ使用したり、テレビを見ていない時は消したりする。小さなことかもしれないが、この小さなことを積み重ねていくことこそが、持続可能な社会を実現するための大きな一歩であると私は考える。だからまずは自分からSDGsアクションを起こしていき、それを周りに伝播させていくことができるよう、常日頃から「自分にできることは何か」を考えて行動したい。