[ぼらぷらエッセイ]

『新型コロナウイルスは当然のことながら目に・・・』

新型コロナウイルスは当然のことながら目に見えるものではなく、私の手にも存在しているかもしれない。個人が出来ることと言えばやはり徹底的にコロナに感染しないように注意することが第一である。特に高校生である私のような若者目線から話すと、若者がコロナに感染したところで死ぬ確率は1%にも満たないと説明され安堵する気持ちになりがちだが、そうではなく常時危機感を持つことが大切である。以前、医療従事者の方のSNSにて消毒によって手指は荒れ、娯楽も十分に楽しめる訳はないのに毎日患者の数が増えていくといった生の辛さを目にし、私たちが考えるべきなのは自分自身のみならず、最前線でウイルスと戦っている医療従事者の方を視野に入れるべきだと気づいた。この感染症は社会全体に影響を及ぼすものであることを自覚し、自分さえよければ良いという根腐れた考えを捨てるべきだと確信した。また、異なる立場の人のことを考えるという意味では、政府の指針に批判しすぎないこともまた心掛けたい。政策は自分よりも遥かに感染症に対する知識が豊富な専門家と共に熟考しながら決断した結果である。例えその恩恵を自分が直接享受できないとしても絶対に意図があるはずである。常に感染症のことを考えて私達国民の為になる政策の実現を試みている政治家や政府に感謝し、尊敬の意を表したい。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。