私たちはコロナウイルスの影響で生活様式が大きく変化してきました。私たちの身近な変化としては、次のようなことが挙げられます。家からは不要不急の用事以外出ることを控えるように言われた時期もありました。また、学校や職場に行くこともできず、ストレスが溜まる上に家族間でも一日中顔を突き合わせていることによって起こってしまったけんかも多く、精神的な疲労もたまりました。社会的な面から言うと消費者の行動が制限され、各飲食店・娯楽施設・観光施設などは見込まれていた収入減少により営業不可能と判断せざるを得ないとき閉店や社員の解雇という選択肢を選んでしまいます。それにより多くの人は職を失い、結果日常生活が送れなくなりました。医療従事者はコロナウイルスの感染リスクと闘いながら、他の病気の患者さんとの折り合いをつけながら診療を行わなければならない辛さを感じられます。こんな中私たちは何をすべきなのでしょうか。このような生活様式の中で、見つかったものがひとつあります。それは、人との繋がりの嬉しさです。普段だと当たり前で気づきづらいことですが、この特別な期間だからこそ見つけられたものです。ずっと家にいても時々友人と電話で話した時の楽しさ、忙しく働く中でふとかけられた感謝の言葉の大切さ。人間は集団生活の中で生きています。全ての人のやったことはつながっているのです。その事実を改めて考え、今何をしたら誰が喜んでくれるかというのを改めて考える良い機会なのではないでしょうか。それも巡り巡って世界全体のことにつながるだろうとわたしは考えます。