コロナ禍の今、SDGs達成のためにカンボジアなどの発展途上国へ行き、何かをすることは非常に危険である。もし、自分がコロナにかかっていて、それを現地の人にうつしてしまい、医療崩壊が起こってしまう可能性がないとは言えないからだ。つまり今は日本で、日々の生活の中でできることをすることがSDGs達成のために自分ができることである。レジ袋をマイバックやエコバックに変える、こまめに電気を消す、食品ロスを減らすために、賞味期限などを確かめて早めに食べるなど意識さえすれば簡単にできることを多くの人が行えば、結果として世界のSDGs達成が近づくと思う。コロナ禍でグローバルな活動が減ったことで一時的に達成に近づいたSDGsの目標もある。しかし、ほとんどの目標達成が後退した。コロナによって失業者が増えたり、医療体制の脆弱さが発展途上国だけでなく様々な国や日本の地方で顕著になるなど、コロナウイルスは今まで前進し続けてきたSDGs達成のための取り組みを足止めするだけでなく、後退させてしまった。そのような今、多くの人がSDGsについて知り、自分の日常生活でできることを始め、コロナの世界的な流行が終わってからも継続していけば、コロナが流行しだす前、もしくはそれ以上の前進を見せることができるのではないかと思う。コロナ禍の今、新たにSDGs達成のための取り組みを始めることが大切だと思う。