[ぼらぷらエッセイ]

『コロナウイルスが世界各地で流行している現・・・』

コロナウイルスが世界各地で流行している現在、もうすでにコロナウイルス以前の世界や社会に戻ることは到底不可能なことであると考える。以前のように各地に旅行に行ったり、各地の人と実際に触れあっていくことは非常に難しいことであるということだ。そこで私が一番念頭に置いていきたい考えが「ウィズコロナ」という言葉であり、コロナと共にあり続ける社会を作り上げていく、ということだ。この言葉はここ最近でもよく耳にするようになってきていると思う。コロナが非常に私たちの健康を脅かす存在であることには変わりないが、歴史が構成されていく中でこうした疫病は数多く存在し、同時にパンデミックも多発していた。しかしながらこうした疫病が多発していたにも関わらず人類は現在も存在し続けているのだ。コロナを排除する考え方も非常に大切ではあるが、コロナと正面から向き合い、正面から対応しそして時代や社会と同時に疫病との在り方を変化していくことも大切ではないのだろうか。しかし、「ともに歩んでいく」を重視しすぎて経済面や政治面に気を取られてしまうとその経済や政治を構成していく人々の健康を即座に壊してしまう。まず人々の健康を第一に、そして「ともに歩んでいく」姿勢が必要であると考える。私達にできることとしては、不必要な大人数での行動を避けること、マスクなどの当たり前にされつつあるエチケットを貫くことなど、初歩的なことでもしっかりと行動に移していくことが求められていくだろう。また、他国のコロナとの在り方を知り、自国の経済状況や人々の実際の在り方を知ることでこれからの日本そして世界とコロナとの向き合い方を考えていくことも今の自分たちにできることであると考える。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。