[ぼらぷらエッセイ]

『 このコロナ禍の世の中において、私が心が・・・』

 このコロナ禍の世の中において、私が心がけるべきと考えることは三つある。
 一つ目はまずは自分が新型コロナウイルスにかからないように、3密を避けたり、不要不急の外出はしないなど、政府の政策に協力することである。どのような治療が有効なのか分からないこの新型コロナウイルスに負けないためにも自分の命のためにできることはしたいと思う。少しでも感染者を減らし、新型コロナウイルにかかる人が減らすことは、崩壊しかけている医療現場の環境を改善したり、日本の力を日本だけでなく困っている国をサポートできることに繋がるかもしれない。
 二つ目は差別的な発言を絶対にしないことである。日本国内でも、コロナに関する差別的発言のせいで、学校へ行きにくくなった子供など様々な事例が取り上げられている。今後コロナによる経済の悪化によって、さらに貧困化が進んだり、家庭の経済状況により教育の受けられる差も出てくるかもしれない。そのように人々の格差が広がることが予測されるが、差別的な発言は許されてはならない。それぞれが追い詰められてそのような思考に至ることもあるかもしれないが、自分はそのように考えず、周りにも伝染していきたい。
 三つ目は貧困などを理由に衛生的な環境を確保できない地域についての知識をつけることである。ステイホームが呼びかけられ、自分が自由に使える時間が私は増えたように感じられる。私自身もアルバイトがなくなったりと、大変ではあるが、暗い気持ちのまま過ごすのではなく、世界へ目を向け、現状を捉え、私たちには何ができるのかを考える時間にしたいと思う。世界の状態について危機感を持つことで、行動に移せる人も多いと考える。そのため自分から知識をつけ、周りに広め、意識を変えれるようになりたいと思う。
 以上のことが、私がコロナ禍の生活の中で心がけるべきであると考えることである。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。