研修の感想・学び
オンライン
研修
参加したプログラム

オンラインSDGs海外ボランティア研修

[オンライン研修第3回]
SDGsの基礎について学ぼう③

2021年1月30日 15:03

わたしのSDGsアクション・感想

今回の学習で1番驚いたことは、世界人口約77億人のうち、わずか1%の人が世界の富の半分以上を持っていることでした。研修資料で例に挙げられていたように、日本でも正規雇用者と非正規雇用者との間での待遇の格差あることなど、確かに不平等だと感じる面はあるものの、最近ではそのような場面を報道機関が頻繁に取り入れている傾向にあるように感じていました。だから、今までは水面下で行われていて見えなかったことが公になり、被害者は救われ、当事者には然るべき判断が下されることが多く、世間もそのような事態に対して厳しい目を向けるようになっていると思っていました。しかしこの事実を知って世界規模で見るとこんなにも深刻だという事を知り、もしかしたら今まで私が報道機関から与えられる情報を通して得たものや感じたことの中には、報道機関を通したことで「真実」という名のベールを被せられた得体のしれない情報もあったのではないかと感じるようになりました。SDGsは様々なことと関わり合っていると、毎週の学習を通して学んできましたが、捉え方によっては自分自身の情報リテラシーを振り返る機会にもなり得ることに気づかされました。よく世間一般では「物事は捉えようである」と言いますが、本当にその通りで、1つの物事を多角的な視点から見ることの必要性と重要性を感じました。SDGsの学習をすれば、世界に貢献できること、また自分たちの住む地球を自分たちの力で守ることができること、そして自分自身が地球の1住民であることへの自覚を育てることができることに加え、周りに働きかけた分、それが自分自身の力として残ることに気づくことができ、周りのためだけでなく自分磨きにもなることを知りました。
また、「世界に広めよう『持続可能な開発目標』」の動画も心に残っています。まず動画全体を通してのデザイン性と表現の仕方への発想に惹かれ感動しました。内容が非常に重要であり様々な大きな機関が関わっているうえに、英語で全世界へ配信される動画であるということで、おそらく制作に携わられた方々は本当に大きなプレッシャーとトライ&エラーの計り知れない努力を経験されたのではと思います。より多くの人々に見てもらうためには、様々な国の文化を理解したうえで、表現方法や色遣い、言葉遣いなど、多くの事に気を配らなければなりません。だからといって面白みのないものになってしまうと、多くの人の目に留まることは望めません。そう考えるとこの動画の制作者は本当にすごくて、この制作者のような考え方や気の回し方のできる人に、このボランティアを通して少しでも近づけたらなと思いました。