コロナ渦に世界が陥っているいま、私にできることは少しでも「できない」を無くすことです。昨年は、さまざまな行事やイベント、大会などが中止され、先が見えない毎日に多くの人が苦しみました。それと同時に、多くの「変化」が求められた1年であったように感じています。
私自身も予定していた留学が無くなり、今まで準備してきたものが無駄になったように感じた時もありました。どうすれば、日本にいながらも海外とつながれるかを考え、私はオンライン留学をすることに決めました。「海外に行けないから国際交流ができない」という概念を覆し、「日本にいてもできることは沢山ある」と自分の身で証明できたように感じています。それ以外にも、飲食店は、お店が営業できなければテイクアウトのメニューを考え、旅行会社は海外旅行を味わえるようなオンラインツアーのプランを考えるなど私たちはこの1年で沢山の「変化」に適応してきました。
もちろん、何かアクションを起こすのはそれなりの資金や人力が必要となり、簡単なことではありません。しかし、どんどん世界のテクノロジーが進化しているいま、私たちは「できない」という言葉で済ませてしまうのではなく、「どうすればできるのか」を考えれば何か解決策が見つけられる時代に私たちは生きています。「不可能」を「可能」に変える、それができるのは私たち一人ひとりです。「苦しいことも辛いことも沢山あった。でも、いい経験だった。」コロナウイルスが終息した時、そう思えるように「できない」を少しずつ無くしていく行動を心がけたいと思います。