[ぼらぷらエッセイ]

『新型コロナウイルスが世界的に流行したこと・・・』

新型コロナウイルスが世界的に流行したことにより、世界中で様々な問題が生じている。しかし、それと同時にオンライン上での人々の交流が盛んになった。世界中で様々な問題が起こり、多国間との協力がより求められるようになった今だからこそ、私たちはオンラインを通して積極的に他国の人との交流をしていくべきだと思う。そう考える理由は主に二つある。
一つ目は、オンラインの交流を積極的に活用することで、海外の教育支援に繋げることが出来るからである。オンライン上での授業は、インターネット環境が整っていれば、どこからでも利用することが出来る。そのため、学校が近くにないために通うことが出来ない子どもも教育の機会を得られるようになる。また、現在の途上国の教育の課題の一つに、教員不足というものがある。しかし、場所を問わないオンライン授業ならば、その国以外からも教員を雇うことが出来る。例えば私のような学生や、日本国内で子育てをしながら教育支援をしたい人など、現地に行くことが出来ない人でも教育支援に携わることが可能になる。よってオンライン授業は現地の教員不足の解消にも繋がる。
二つ目は、異文化理解を促進する機会が増えるからだ。今まで異文化理解のための国際交流といえば、現地に行くということが当たり前だったが、海外に行くのには当然多額の費用がかかるため、行くことが出来る国には限りがある。しかし、オンライン上で他国の人と関わるイベントや授業を設ければ、誰でも参加できるため、直接行くことが出来ない国の人とも交流する機会が増える。様々な国の人々と関わることが出来るほど、異なる文化や価値観に触れることが可能になるため、その経験を生かして人は差別や偏見をなくしていけるのではないだろうか。
以上の理由から、私は新型コロナウイルスが流行する今だからこそ、オンラインを通じて積極的に他国の人と交流するべきだと思う。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。