2011年7月25日 5:18 PM
【滞在期間】2011-06-30 ~ 2011-07-19 【総評】大変満足 【プロフィール】女性
(1)参加動機
私がこのカンボジアのインターンに応募した理由はこれまで独学ですが開発途上に関して勉強してきて、特に途上国の子どもたちについては 日々の生活をどのように過ごしているのか?毎日何を思い子どもたちの未来は閉ざされてはいないか?と実際に見なければわからないリアルな 世界が見たいと思っていたころに、ちょうどNGOプラットホーム様の活動を拝見しなにかその答えが見つかるのではないかと感じ、前から行 きたいと思っていたカンボジアのボランティアに参加しました。
(2)参加した感想
3週間という短い期間でした が、とにかく楽しすぎた!の一言です。毎日子どもたちの楽しそうな笑顔を見れて本当に幸せでした。休みの日には丸一日暇なので散歩に行く と、たくさんの子どもたちが一緒についてきてたくさん素晴らしい所に連れていってくれたり、夜も村の人や生徒が家に遊びに来てくれたり、 生徒と恋愛の話が出来たときはすごく嬉しくてどこの国でも一緒だなぁ・・と幸せな気持ちになりました。毎日「先生!」「まお!」と明るく 話しかけてくれる子どもたち・・本当に嬉しかったです。このままずっと村にいれれば・・と帰る日は何度思ったことか・・大好きな子どもた ちに囲まれれて過ごす3週間、帰ってでも尚みんなとの思い出振り返るだけで涙が出そうになります。本当に幸せでした。
また苦労した事もあ りました、授業に関して多くの葛藤があり悩みに悩んでました。まずあまり現地の教材が良くなかったので、これで本当に子どもたちは理解し ているのか、文が読めても実際の会話は出来ない・・・私たちのクラスは年齢の差もあり、かなりのレベルの差もあり、なので授業を進めてい くにあたって毎日滞在中に作ったインターン生用の連絡ノートに出来てなかったことを書き込み、同じ家の仲間で夜会議をしたりどういう教え 方をすればわかってもらえるのか、意味を説明するにもクメール語が話せない、進み方にも現地の進み方に合わせなければいけないので、途中 で自己嫌悪に陥った事も何度かありました(笑)子どもたちの中には将来エンジニアになりたい、村の英語の教師になりたい、建築家になりた いという子どもたちを思うと少しでも力になれればと思い毎日授業に関して悩む日々でした。期間も3週間で慣れる頃に帰るので、子どもたち が気がかりでしかたなくもっと長く滞在すれば良かったです。
(3)今後、この経験をどのよ うに活かしたいか
ここでの経験を生かしもっと多くの途上国へ長期で行き地域に密着して活動したいなと思いました。また村と街の格差が激しく仕事がな く、賃金が安いために両親が街やタイへ出稼ぎに行ったり、といった村の現状を知りました。また村に若者が出稼ぎでいないのも村に活気がな いように感じがしました。こういった格差は世界中多くあり得るものであり村と街が共生していけるようなにか支援が出来ないか、考えていき たいです。