2011年2月28日 11:27 AM
【滞在期間】2011-02-16 ~ 2011-02-22 【総評】満足 【プロフィール】男性/大阪府
(1)参加動機
大学でケニアの教育開発について学んでいくうちに自分自身でも途上国の教育開発に携わり、現場のリアリティを体感してみたいと思い、今回のプログラムの参加 を志望しました。ボランティア・プラットフォームを選んだのは、あらかじめプログラムが用意されているのではなく、ボランティアが中心となって活動をより良いものに工夫していくプロセスを学べるのではないかと感じたからです。
(2)参加した感想
<生活環境>
カ ンボジアでの生活は覚悟していた通りの生活レベルで、限られた物資や時間の中でいかに生活の工夫を行うかが重要でした。日本に住んでいてはおそらく体験で きないであろう生活を送れたのはとてもいい経験になりました。ご飯はなかなかおいしかったので食事面に関しては問題なさそうです。
<学校生活>
学 校生活はたくさんの子どもたちと接することができ、授業態度もとても良かったためやりやすかったです。学校ではボランティアが中心となってその日の授業の 流れを工夫したり、授業が終わった後に参加会員同士で意見交換をし合ったりと、主体的に活動に参加できた点がとても良かったと思います。
今回のプログラムに参加して強く感じたのが、学校運営の難しさとコミュニティとの連携の必要性です。子どもたちが学校に期待するものは何か、またそれに応え るために現場の教員は何をしたらよいのかという組織運営で基本となる哲学のようなものがまだ出来上がっていない気がしました。しかしそれもこれから参加さ れる方々や現場の教員、生徒たちの小学校への関わり方にかかっていると思います。そのためにも今回の体験で得たノウハウや話し合いの結果 などを紙媒体で残していくことが参加会員の役目だと思いました。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
カンボジアでの生活は日本の生活水準とかけ離れており、改めて日本の生活水準の高さを認識することができました。ある種サバイバルのような生活を送れたので、ある程度劣悪な環境でも生活していける力が身につけられたと思います。