2010年8月25日 9:03 AM
【滞在期間】2010-08-12~2010-08-19 【総評】大変大変満足 【プロフィール】男性/大学生/愛知県
(1)参加動機
アジア地域で自分が行ったことがない国で国際協力活動をしたかった。インターネットでHPを見ると、活動内容がおもしろそうであり、日程が自分で決められる点が良かった。また、予算も自分の希望範囲内であったため参加を希望した。
(2)参加した感想
今まで海外にいろいろ行ったが、正直帰国の際にあれほどまで日本に帰りたくないと感じたのは今回が初めてであったと思う。最初にホームステイ先に着いたときは、本当にここに1週間も住めるのか!?と正直感じた。しかし、マスターをはじめたくさんの子ども達の歓迎により、そんな思いはすぐに吹き飛んだ。毎日がたくさんの出会いと驚きとの連続で、出会った人の名前を覚えるのに毎日必死だった。
あんなにたくさんの子ども達に囲まれて過ごしたのは初めてで、子ども達のいたずらに怒れることはあっても、いつも笑って過ごしていたように思う。フィリピンの子ども達はみんな素直で元気だった。本当に元気だった。
また、今の日本では希薄になってきたと言われる人と人とのつながりや、温かさを実感し、どんなに貧しい状況でも笑っている人間の強さのようなものも感じた。ス モーキーマウンテンの視察では、映画で見た内容と現地の人が感じている内容にかなりのギャップがあることに驚き、自分に何ができるのかを自問自答したプロ グラムだった。たった1週間の滞在であったが、ツーリストでなく自分が滞在先住民となったように感じさせてくれる地域密着型のプログラムだったように思 う。フィリピンのホームステイ先は間違いなく自分の中の第2の故郷になった。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
今回のプログラムで百聞は一見に如かず、ということを再認識させられた。今後は大学院に行き開発学を学ぶ予定なので、現地の人のためになる国際協力をできるだけ、現地・現物・現実でできる限り活動していきたい。