2011年8月3日 9:22 AM
【滞在期間】2011-07-11 ~ 2011-07-25 【総評】満足 【プロフィール】女性 【ネーム】けいこ
(1)参加動機
ロンドンでの1年間の留学後、長い夏休みをどのように過ごすか考えた結果、ロンドンでの留学生活とはまったく違った海外生活を送りたいと思いました。 また、私自身留学先の大学で観光学を学んでいたこともあり、ボランティアプラットフォームに掲載されている山岳民族支援プログラ ムとの内容に合っていました。日本への一時帰国を長くすると日本から出たくなくなるかな、と考え、日本での一時帰国期間はわずか4日でタイに旅立ちました。
(2)参加した感想
まず、活動した場所がとても魅力的でした。これまでの私にとってはテレビの中の世界であったまさに「村」に、到着した瞬間とても興奮しました。ま た、滞在先のNGOのみなさんがとてもあたたかくて、今回の活動の中でもとても思い出に残っています。私以外の日本人、また 欧米人のボランティアもたくさんいて、日本語、英語、タイ語を交えた楽しい会話をすることが出来ました。活動が無い週末は欧米人 達と街に出てチェンマイ・チェンライを満喫することができました。日常生活は、日本とは大きく違い最初は少し戸惑いましたが、次第になれてゆきました。村 人やその子どもはとてもたくましく、私は日本で甘やかされて育ったのだなとさえ感じました。実際のボラン ティア活動は日々変動的で、もちろんみなさん真面目に取り組みますが、極度に厳しい雰囲気ではなく、楽しみながら活動をしている のだな、と感じました。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
今回訪問したアカ族やラフ族の人々は、街の進んだ便利な文化は受け入れ、彼らの生活に取り入れて生活していまし た。また、伝統民族の生活がグローバル化などさまざまな形で脅かされている状況の中で、その悪い原因をただ単に防止、禁止するのでは なく、それではこの開かれた状況を逆に利用してどうしたら、どのような事業を始めれば人々の生活をより良く、豊かにできるのかといっ た内向きではなく、外向きな解決策を考えることは、これから生きていく中でも大切だと思います。○○は悪い、○○だから可哀想、と いった絶対的な考え方ではなく、多面的な視点で物事をとらえる必要があると感じました。