2012年2月20日 4:52 PM
【滞在期間】:2012-2-11 ~ 2012-2-17 【総評】大変満足 【プロフィール】男性 【ネーム】Baba
(1)参加動機
自分の暮らす環境とまったく違い、明日を生きるので精一杯な子どもたち。自分がこれほどまでに恵まれた生活を送っていながら、その一方で大部分の 地域では一日1ドル以下で人々は暮らしています。そんな彼らに対して、自分ができることはないだろうか、ボランティア活動を通して助けてあげたい、笑顔を 届けたいと思ったのがきっかけでした。
また、私は将来食品関連の職業に就きたいと考えています。そしてそこで、食糧問題を抱える地域に対して、その問題解決に貢献できるような仕事に取り組みたいと考えており、そのためにはまず、自分の目でその現状を確かめたかったからです。
(2)参加した感想
実際に出会った彼らは、元気で明るく、そしてたくましく、生き生きとしていました。彼らを憐れむような目で見ていた自分が何とも情けなく思わ れた瞬間でした。自ら生きる術を身につけ、自分よりも小さな子どもたちが働いている姿を見ると、まだ自立しておらず、親に世話になりながら大学生活を送っ ている自分が恥ずかしく思えてなりませんでした。
滞在中、毎日のように自分を説教してくださったマスターには心の底から感謝しています。「自分の体調もろくに管理できない奴が人にボランティ アできるのか!!」「自立してない大学生にいったい何ができるんだ!!」。マスターに叱られる度、実は人に言われなければ何もできないこと、このボランティアでしたいことを全く考えていなかったことなどを気づかされました。しかし、その一つ一つが自分を見つめ直すきっかけとなり、この1週間を通じて、ボ ランティアに対する意識、大学生活に対する意識、自分の将来に対する考えをあらためることができました。これもマスターがさまざまに教えてくださったおか げだと思っています。マスターの、その愛情のこもった説教がなかったら、今も自分は遊んでばかりの、一人では何もできない、親から世話になりっぱなしのだ らしない大学生のままだったでしょう。マスターと出会えたこと、本当に幸せに思っています。
また、Happy kidsにはどれほど助けてもらったことか、本当に感謝しています。いつも笑顔で接してくれるリッキー、アールジェイ。悲しい時でも元気を与えてくれたド ドン。自分と遊ぶことを楽しみにしてくれる子どもたち。彼らをボランティアに行ったつもりが、逆に励まされたり、元気をもらったり、フィーディングやファー ストエイドの仕方を教えてくれたりと、お世話になりっぱなしでした。
マスター、Happy kidsのみんな、本当にどうもありがとうございました。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
今回のボランティアツアーに参加して学んだことの一つに、人と人との絆があります。人は一人では生きていけない、互いに助け合って生きている。困っている 人がいたら手を差し伸べてあげよう、逆に助けてもらったら感謝しよう、その助け合いを通じた人と人との心のつながりは何にもまして尊重されるべきだと思う のです。だから自分はまず、一番身近な親に、日ごろの感謝の気持ちを込めて親孝行をしたいと思います。そして兄弟、友人、自分と出会うすべての人々に感謝 の気持ちを抱きつつ、これから人間関係を築いていきたいと思います。