2012年6月28日 1:31 PM
【滞在期間】2012-06-15 ~ 2012-06-21【総評】満足【プロフィール】女性【ネーム】ゆう
(1)参加動機
去年初めての海外旅行でパラオに行きました。その国を選んだのは友人の希望からで、特にこだわりがあったわけではありません。美しい自然があり、注目されつつある国ですが、決して豊かな国ではなく、不自由な生活を強いられていました。こんな世界があったのかと、衝撃としかし感動もあり、それから海外のどこか発展途上国でボランティアをしたいと考えていました。しかし初めてのことですし、生活の面でもやはり不安は大きかったですし、周りからも心配されておりました。そんな中このプラットホームのページを拝見し、これなら安心して出来る、と感じ参加しました。
(2)参加した感想
空港にサラさんがお迎えに来てくださりそのまま向かった、参加中に滞在する村長の家。ここでの村の生活は日本とはかけ離れたものであり、驚きを隠せられませんでした。お風呂や寝床、生活の違いはもちろん、さらに虫。しかし数日で慣れました。同じ人間の生活に何を抵抗を感じているたのかと、反省もしました。家の人々は皆常に笑顔!言葉は通じませんが、穏やかで居心地が良かったです。小さい可愛い女の子がいて、兄弟みんなでその子の世話をしていて、掃除、洗濯など家事もみんなで協力し合っていて、毎日とても幸せそうでした。学校では沢山の子ども達が毎朝先生を待っていて、授業では大きな声で発表し、積極的です。たまに寝ちゃっていたりする子もいましたが…。何より驚いたことはみんな上手に英語と日本語を話すこと!母国語はクメール語ですが、学校で学んではいるものの、他国語をこんなに話せるとは思ってもいませんでした。日本は勉強する為の沢山のよいツール、最適な環境があるにも関わらず、小さい子達はここまで他国語を話せません。いや、私もです。私自身、もっともっと勉強しなければいけないと強く感じました。日本人も負けてはいられません。たった1週間でしたが、授業最終日には、生徒から沢山の手紙をもらいました。本当に嬉しかったです。少しでも自分の力が役立てられているといいな、と思っています。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
こんな暮らしやすい環境の中で、もっと活用できるものを活かし、多くのことを学び、勉強をもっとしなければいけないと思いました。勉強道具すら揃っていない環境の子達でさえ、一生懸命勉強し、日本人以上の話す力を持っていて、しっかりと自分を持っていました。私達はもっともっと努力しなければいけません。みんな、家族、将来のために勉強する、勉強しなきゃいい仕事ができない、と言っていました…日本に戻って、これまで当たり前に家族と生活していましたが、些細なことも何もかもを幸せに感じます。常に感謝の気持ちを忘れず、一日一日を大切にし、夢に向かい、もっと努力していこうと思っています。