2021年6月18日 6:28 PM
★オンラインSDGs海外ボランティア研修 タイプ別ストーリー Vol.5★
『ぼらぷらの「SDGs研修」の知識をいかして「フードバンクプロジェクト」に挑戦しました!』
(かえでさん・ フルコース(学生優待)を修了後、ぼらぷらSDGs小論文コンテストで特別賞受賞)
「自分の視野を広げ、国際感覚のある人間へと成長したい」
海洋汚染や環境汚染、他にも自然災害など、私たちが生きていく上で避けては通れない道だからこそ、もっと関心を深めて危機意識を更に高めていきたいと思って、研修の受講を決めました。
世界で起きている様々な問題とどのように向き合っていくべきか、そこから私たちはどのように行動すべきか、再度考え抜いて、自分の視野を広げ、国際感覚のある人間へと成長したいという思いがありました。
「研修の最後に書いたSDGs小論文で特別賞受賞、そこから具体的なアクションが始まった」
研修の最後に小論文を書くときに、食べ物をテーマに書こうと思いました。
毎日食べるものだからという理由で、色々調べていたときに「フードバンク」を知りました。
詳しく調べる中で、フードバンクプロジェクトをサポートしてくれる団体があることを知り、これなら高校生の私でもできるかもと思って、具体的な方法を調べていきました。
日本は食品ロスがすごく多いです。人口1人あたり、毎日お茶碗1杯分の食べ物を破棄しています。
毎日ご飯を食べるたびに、自分はこうして美味しいご飯が食べられるけど、
世界にはご飯が食べられない人もいるということを考えて、このままではいけないと思いました。
そうして書き上げたSDGs小論文で、ぼらぷらSDGs小論文コンテスト「特別賞」を受賞しました。
審査員の方々からもコメントをいただき、ここで学びを止めずに、さらに知識量を増やし、周りの人と共に意識を高めつつ目標達成への道をゆっくり確実に進んでいきたいと、さらに思いが高まりました。
「ただ発信するだけではなく、行動する一人になりたい」
私は、ただ発信するだけでは何も変わらないと思ったので、実際に行動できる方法を考えました。
「行動してみて何かしらの変化が起きたらいいな、試しにやってみよう」くらいの気持ちで、寮で同じ部屋の友達を誘って、ふたりで「フードバンクプロジェクト」を企画しました。
6/14~16まで、学校で生徒たちに声をかけて、賞味期限が1ヶ月以上あるもの、かつもう食べないかもしれないというものを寄付してもらいました。
私が通う国際基督教大学高等学校は、生徒たちの主体性を大切にしてくれる校風があって、
先生たちも協力してくださり、ポスター作ったり、生徒にメールも送ってくれたりもしました。
結果として、ダンボール5,6箱分の食料が集まり、支援団体に寄付することができました。
これは自分たちの想像の5倍くらいの結果で、協力してくださったみなさんに本当に感謝しています。
プロジェクトを振り返って、正直物理的な変化はまだ感じられていない気がするけど、食糧を持って来てくれた友達が「このプロジェクトを通してフードバンクの存在を知ったよ!」と声をかけてくれたりして、身の回りの人たちの「知らない」を「知っている」に変えることができたと思っています。
「「フードバンクプロジェクト」を持続可能なプロジェクトへ」
実は、フードバンクプロジェクトをはじめる前は、これをやったあとに何をしたいかということは具体的に考えていませんでした。でも、今は在学中にあと2~3回実施したいと思っています。
もし私たちがやっているのを見て、下級生がやりたいと思ってくれたら、続けていける形をいっしょにつくりたいです。
今年受験で、大学も国際的なところで考えています。
この学びと経験を糧に、大学進学後も自分にできることを模索し、行動し続けたいです。
これから参加する方へ一言メッセージ😉
フードバンクプロジェクトは、もともと一人でやろうと思っていたけど、友達を誘って二人でやることにしました。やらないといけないことが多すぎたのと(笑)、一人で発信できる範囲は小さいけど、二人でやったらもっとたくさんの人に発信したり、できることも増えるかなと思って。
これから研修を受講する人たちは、ただ学ぶだけじゃなくて、次にここでの学びをどう活かせるかを考えながら研修を進めていくと、もっと情報を得られたり、自分で調べていこうみたいな気持ちになるので、次を考えることを意識しながら、ぜひ行動を起こしていってほしいと思います。
自分一人では難しいと思うことも、誰かと一緒ならきっとできます!
📖かえでさんの「SDGs小論文」:『誰も置き去りにしない』
🌎かえでさんが受講した『オンライン研修SDGs海外ボランティア研修』はこちら!