2012年2月20日 5:58 PM
【滞在期間】2012-2-09 ~ 2012-2-15 【総評】満足 【プロフィール】男性 【ネーム】森 岳大
(1)参加動機
今年の4月から、全国社会福祉協議会にて勤務予定で、この体験がなにか今後に活かせればと思い、参加させていただきました。また、英語のレベルアップおよびカナダの観光といったものも参加を決めた動機になります。
(2)参加した感想
日程上、3日間観光、2日間デイケアでのボランティアという形でしたが、非常に充実した時間をすごす ことができたと思います。とくに、デイケアセンターでのボランティアは、実際に今まで施設などで子どもの世話をした経験がなく、子どもたちの話す英語が(カタ コトで)聞き取りにくい中でのボランティアでしたので、非常に大変な部分もありました。そのような環境の中で、自分ができることは何かを考え、主体的に動 けたことは非常にいい経験になったと思います。
また、カナダの観光も現地スタッフによる「欲張り観光ツアー」は一日でバンクーバーの観光スポットの多 くを見て回ることができ、十分満足しています。また、スタッフの方(ミサさん)が、現地について知識の豊富な方で、色々なお話をお伺いすることができた点 も、ツアーに参加してみてよかったと感じた点です。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
とくに、カナダと日本の違いという点で感じたのは、バリアフリーの浸透具合でした。とくに、バスの運転手の方が先導して障がい者や高齢者に配慮して乗降時に乗客に指示を与えていた点は見習うべきところかと感じました。
また、デイケアセンターでは、できるだけ、子どもたちを外で自由に遊ばせるようにしていました。自然が豊 かで、その中でのびのびと泥だらけになって遊ぶことは、子どもの健全な育成に非常にプラスに働くのではと感じました。そういった意味で、今後、日本の児童施 設も積極的に外で自然の中で遊べるように環境整備していくことが大事だと感じました。
また、個人的には、子どもたちの話す英語が聞き取りにくい中でのボランティアで、そういったときには無理に細部の意味を理解しようと努めるのではなく、折り紙を一緒に折ったり、子どもの気持ちになって(「バァー」と言って)接することも重要だと思いまし た。もちろん、それだけではなく、子どもたちがけんかをしようとしたときには積極的に仲良く遊ぶことを教えたり、また、食事や外出のときなど、自分ひとりでできないことは手伝ってあげる(逆に子どもたちができることは自分ひとりでやらせる(なんでもせわしすぎないようにする))ということが世話する側には 重要だと感じました。
これら今回の経験を通じて思ったことを、今後は実際に施設での勤務や、自分の子育ての中で活かしていければと思います。