海外ボランティア募集！大学生・高校生・社会人にオススメ。春休み夏休みも通年開催。

　63236804人。今年1年は常にこの数字の増加を見届けることしかできなかった。新型コロナウィルスは私たちの生活を完全に変えてしまった。
　私は将来、国際的な課題を解決することを目標とする学部への進学を考えている。そのため、今年の夏休みに実際に海外でボランティアを行い、発展途上国の現状を知り、国際社会へ何らかの協力をしたいと考えていた。しかし、新型コロナウィルスは私のこのプランを全て潰してしまった。これにより自分はSDGｓに関わることが出来ないのだと考えた。しかし私は「現地に行けなくても自分には何か出来ることがあるはずだ」と考え、SDGｓと自分との関わりを見つめ直した。
　『世界』と聞くとなんだかとても遠い事のようで、自分とは関係ない事のように感じる。私も実際にそう考えていた。しかし、オンライン研修やオンライン海外ボランティアを通じて本当の『世界』に私は気がついた。「『世界』って遠い事じゃない。今住んでいる町、自分の市、自分の県、自分の国、小さな事が積み重なって一つの大きな『世界』が作り出されているんだ。」そう気がついた私は、『おにごっこ』で『世界』を変えたいと考える。
　なぜ『おにごっこ』が世界を変えることが出来るだろうか。その理由はたくさんある。１つ目は、おにごっこはだれでもルールが理解しやすく教育が十分に受けられていなくてもできるということ。２つ目は、道具が必要なくいつでもできるということ。３つ目は、子供の運動能力の向上に繋がるということだ。このように多くの利点が『おにごっこ』にはある。
　私はこれを海外に広げようと考える。海外の子供達の運動のひとつに『おにごっこ』を増やしていきたい。また、長期的な目線で考えると、重点的に発展途上国を『おにごっこ』で支援することによって日本という国の存在を覚えてもらい、将来の就職を手助けするといった事も可能である。
　このように私は自分の身近にある小さな小さな『世界』の遊びを大きな『世界』に広げようと考えた。私はこれにより世界間による偏見や差別が減少することを願っている。世界各国の遊びを共有することで世界同士の架け橋を作ることが出来るとも考える。
　ほんの些細な事。当たり前だと思っている事。それが世界を変える力を持っています。私たちの住む小さな『世界』と大きな『世界』とは規模以外に違うところはないのかもしれません。ぜひこれを読んでいる皆さんには些細な日常が世界平和に繋がるかもしれないということを考えてほしい。