[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『質の高い教育のために』

小論文

『質の高い教育のために』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私は何年か前、あるテレビ番組を見てショックを受けました。それは子供達が片道何時間もかけ、悪路を通学する姿でした。私は疑問に思い始めました。「なぜこの子供達はそんな思いをしてまで学校に行くのだろう?」そこから発展途上国の教育について興味を持ち始めました。私は、SDGsの4つ目の項目である「質の高い教育をみんなに」という目標に注目し、途上国の多くの子供が十分な教育を受けていない現状を知りました。それがきっかけで、私自身に出来ることを考え、子供達に直接会って支援したいと思い、カンボジアの教育ボランティアに申し込みました。
 残念なことに、新型コロナウイルスの影響で今回の渡航は中止となりました。しかし、オンラインでボランティアが出来ると知り、私は参加することにしました。その中の活動の1つの「赤ペン先生」で、カンボジアの子供達が書いた漢字の添削をしました。その子供が書いた漢字はとても丁寧で、そこには敬語を使ったメッセージも添えられていました。私はとても感激し、この子の為に真剣に添削に取り組みました。これが私が初めて行った教育ボランティアです。
 もう1つは、オンラインアクティビティです。私達はカルタ、しりとり等の簡単なゲームや質疑応答を通して、楽しく日本語を勉強しました。彼らはとても生き生きしていて、こういった交流にも慣れている様子でした。ボランティアを始める前は、途上国の子供は貧困に悩まされていて、普段から暗い思いを持って生活しているのだろうと悲観的に考えていましたが、実際はそのような様子ではなく、前向きに勉強に取り組んでいたのです。私の方が励まされてしまいました。私が直接支援した子供は少人数にすぎませんが、彼らの現状や将来のことを真剣に考え、この先も良い教育を受けてほしいとより強く願うようになりました。
 私がこの教育ボランティア活動で学んだことが2つあります。1つは、途上国の子供を支援するボランティアは想像よりもはるかに簡単で、そしてやる気があれば誰にでも出来るということ。2つ目は、途上国の教育の現状や支援について、漠然と考えるのではなく、身近に感じることが大事だということです。個人が実際に出来る支援は限られていますが、友人にこの体験について話し、一緒に考えることは可能です。そして彼らが貧しい国々の教育に興味を持って欲しいです。実は、はじめは、友人と楽しく明るい会話をしている中で、私が途上国の話題を始めたら暗い雰囲気にならないだろうか、と心配していました。そのような教育や貧困の話は現高校生ではありえないからです。しかし私はボランティアを続ける中で、私自身が教育支援に関する十分な知識と自信が無いためこの問題について友達と話すのをためらっていた、と思うようになりました。そして今教育ボランティアを通して、私の使命を見つけられたと思います。それは途上国の子供の現状を日本の学生にも身近に感じて貰う為に私自身の体験談を共有すること、そして正しい情報と知識を得るために勉強し続けることです。SDGsを達成するためには、私達学生の協力が必要です。このように、途上国の現状を学び、支援する方法はいくらでもあると思います。
私がテレビで見た、険しい通学路を何時間も歩いていた子供は、勉強出来る喜びに溢れ、希望を持っていたのかもしれません。その希望を支援し、どの子供にもいい教育が受けられるよう、私達に出来ることは沢山あるのです。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった

受講後の気持ち

いい経験になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

カンボジア渡航が叶わなかったから

研修を受講した感想は?

まず、こんなにも簡単にカンボジアの子供達との交流が出来るとは思いませんでした。高い技術は必要ではなく、子供達の役に立ちたい!や交流がしたい!という思いがあれば誰にでも出来ると感じました。
そして何よりも現地の子供達とオンライン上ではあるけれど交流出来たことがとても嬉しかったです。私自身とてもいい経験になりました。1人が支援出来る人数は限られているけど、それでも1人1人が興味を持つことが大事だと思いました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

思ってたよりもはるか簡単にボランティアが出来ると分かったので、少しでも興味がある人には積極的にこの活動を紹介したいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

ボランティアをする時に1番大切なのは、技術や能力ではなく、子供達を助けたい!という気持ちだと思いました。

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

今は私が現地に直接行くことは出来ないれど、将来直接行ってみたいです。それまでに発展途上国の多くの知識を身に付けることが出来るように頑張ります。それまで現地と日本の繋がりのサポートや、支援を宜しくお願いします!

ふきだし

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