『日本人が考えるべきこと』
私の目指す世界への関わり方の一つである国際協力を語る上でSDGsという言葉は必要不可欠である。そして、持続的な生活やSDGsの達成のために学生である私は「現状を正確に把握する」ことで貢献したい。
ボランティアプラットホームのオンライン研修では、世界各国が国境を越え一体感を繰り出し、環境問題や社会問題の状況が以前よりも改善されていることは数値的に成果が出ているということを学んだ。何か大規模な問題について議論される時は事の重大さやその仕組みについて焦点が当てられ、解決策が模索される。そのため無意識に人は、その問題に対して危機感を感じ、状況が更に悪化していると捉える傾向にあるが、研修内容から分かるように貧困率の減少や初等教育の終了率の向上が進んでいるというのが事実である。また、日本に住んでいると物乞いをする子どもや文字の書けない大人に実際に会うことは少なく、自分とは異なった環境で今日の生活に苦しんでいる人のことを想像することは難しい。だからついYouTubeでの寄付金を呼び掛けるNGOの広告動画や学校の教科書で見るスラムエリアの様子に同情の念を抱き、何もできない自分にやるせない気持ちを抱いてしまうことがある。その上、貧困地域で生まれた子は不運で可哀想な子というイメージさえ生み出しかねない報道も少なからずあり、そういった解釈がより助長される。しかし、実際には物質的な欠乏はあっても他者との関係を良好に築き幸せを噛みしめながら暮らしている人も多くいる。このように事態が悪化しているという誤認識や貧困地域に住む人に対する偏見こそが大問題である。なぜなら前者は、素直に発展や進歩を認めることが疎かになり、問題が残っているのに企業や政府は暇を持て余しているのかと他者を責める傾向になる恐れがある。そして後者の被援助者への偏見は、援助側の自覚なく被援助側の自己肯定感を喪失させ、更なる発展を妨げることになりかねない。これより、正しい情報を把握しないことの弊害は、たとえ援助をしたいと考えていても状況に対応しない誤った判断故に真に意味のある取組が実行できず、お節介となる可能性がある。
これまで援助する側の視点で捉えてきたが、自分自身も発展途上であり達成しきれていないSDGsもある。常に当事者であることを意識し、そして今置かれている環境に依存し満足するのではく、理想の社会の実現のために自身が変わろうとする気概が大切である。問題解決のために正確な情報を得て教養を身に着けることができれば、アクションの必要性を実感し、行動に移すことが出来るようになるはずだ。有意義な国際協力を実現するためにまずは現状把握を徹底して行っていきたい。
満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
春休みにボランティアをしにフィリピンに行く予定だったが、コロナの影響で行くことが出来なくなってしまったから。SDGsアンバサダーに興味があるから。
ボラプラでしかできないカンボジアの子ども達との交流が凄く印象的だった。一生懸命日本語を習得しようとしている姿に感銘と刺激を受け、私も語学学習を含め勉強を怠らないようにしようと思えたきっかけにもなった。
1年後のAO入試でボランティア活動の経験を踏まえたうえで、将来の夢ややりたいことを語る。
LIVEアクティビティは勉強になることが沢山あります!楽しんで!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
約4か月ありがとうございました!皆さんのおかげでこのコロナ禍の情勢でも十分にSDGsについて、またカンボジアについての知識を深めることができました。何より楽しかったです。今度は実際にカンボジアに訪問出来ることを願っています!本当にありがとうございました。