『今だからこそできること』
私は現在大学で初等教育について学んでいる。日本では当たり前となっている初等教育。しかし世界、特に発展途上国などの地域ではどれくらい普及しているのかについて恥ずかしながら今までほとんど考える機会がなかった。皆さんはこの現状を知っていますか?紛争地域では自分の小学校が1年くらいの間で更地になってしまったり、校庭が死体遺棄場になっていたり、過去の紛争、内戦で知識人、教育者が殺されて教育の整備が進んでいない国・地域があったりすることを。
しかし、いざ私たちはがそういった国・地域の教育制度や貧困などのさまざまな現状を変えることができるかというとなかなかできることではない。そこで私はまずは現状を知ろうと思い、数々のNGOや NPOなど国際協力を行なっている団体のセミナーに参加するようになった。今まで、そう言った団体が何をしているのかも知らなかったため、もし意見を言わなければならない場面になったり、寄付などでお金もかかったりするのではないかとまで思っていた。しかしいざ参加してみるとさまざまな国や地域でさまざまな理由で教育を受けることができなかったり、情勢が安定していない現実というのがかなり直接的に伝わってきた。普段はニュースでしか見ないような政治問題、もう今ではテレビですらもあまり取り上げられなくなった問題も依然として残っていることなどが実際に現地にいる人たちから話を聞く機会もあったりしてより自分ごとのようにその問題が伝わってきた。
そう言った現実を知り、次に私が行動に移したのは実際のNGOへのサポート、そしてインターンへの参加だ。最近ではSNSの普及もあり、有料でのサポート特典として会員限定での活動報告や交流会のようなものが存在する。私はとある団体に、一つだけではあるがメンバーとして登録して情報を入手するようになった。また、同時にオンラインインターンとしてとある団体で広告や販売等に関わらせてもらっている。このような行動に移すことでより貧困や教育が課題として残っている地域についてかなり身近に感じ、様々な知識や、現状について知ることができた。思っていたよりも生活は安定しているなどのポジティブな側面、逆に課題となっているところの深刻さなどのネガティブな側面。これらをきちんと把握することでより課題に集中して解決に向かうことができると感じた。
今現在、コロナ禍で私たちの行動は制限されている。しかしそのコロナでさらに深刻な事態に陥っている人たちがいるのも事実。前代未聞の状況で自分の周りのことで手一杯かもしれない。でも、このコロナ禍だからこそできるSDGsに関する活動は多々あるのではないかと思う。今まで都心などでしか行われていなかったイベントやセミナー、研修などがオンラインでも開催されるようになり参加しやすくなっており、前向きに状況を捉えることが大切だと思うし、情報発信だけでも十分なSDGs活動の一環であると感じている。セミナーなどは無料のものも多いし、そこで得た知識をSNSでアップしたりすることが平等な教育や貧困の解決などにつながりうる。そんなに規模の大きなことは考えられない、という人でも家にいる時間が長くなったことで普段の無駄遣いが見えてきたり、環境に配慮した商品、生産者・生産国について調べてみたりするなど身の回りにもSDGs活動はたくさん転がっている。是非この機会にSDGsの一歩を踏み出してはどうだろうか。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
視野が広がった!
いい経験になった!
現在、大学で初等教育や、英語教育について学んでいる。その中で発展途上国や教育が行き届いていない国の現状等に興味を持ち、セミナー等を受けていくうちになにか実際に関わることができないかと考えたため。
今まで正直なところ、周りからもそれは意味があるのか、と言われてきたのがこう言った活動だった。私の周りではまだまだこう言ったことへの理解や、関心が全然ないことに気づき、情報発信をしようとしていたがなかなかできなかった。しかしこの活動を通してさまざまな国や地域の状況などについて主に関心持ち調べていく中で何かできることはないかと動き出すきっかけとなった。
まずは情報発信をしていきたいと思う。SNSも発展してきているのでまずは身の回りの人からでもこう言ったことについて関心を持ってもらい、動き出してもらえるようにする。
オンラインではありますが、きっと自分を変えてくれるきっかけになると思います!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
さまざまな動画やアクティビティがあり、とても面白く学ぶことができました。