『SDGsは世界を変える』
現在、地球の大気温度は上昇傾向にあり、世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.5~1度の割合で上昇してきた。その結果、極地の氷床が溶けるなどして海面が上昇し、国土が水没の危機に瀕している国も現われている。また、熱帯地方や亜熱帯地方で干ばつの被害が多発したり、異常気象で生態系が破壊しているなどと、どれも地球温暖化に起因するところが大きいとされている。
地球温暖化の原因は様々であり、自然的要因の影響が大きいだろう。しかし、近年の気温上昇に大きな影響を与えているのはやはり、私たち人間の生産活動に伴って排出されている温室効果ガスではないだろうか。その中心である二酸化炭素は、経済大国であるアメリカや日本の他、中国、インド、ロシアもこれを大量に排出している。これらの国々が排出量を削減することで地球温暖化は食い止められるが、大半の国が環境より開発を優先していることが問題である。さらに、国単位のみならず、一般国民の危機意識も問題にあると言えるだろう。日本の場合、家庭部門からの二酸化炭素排出量は最も高い水準にあり、増加傾向で推移している。つまり、地球温暖化が望ましくないことは分かっていながら、どこかで自らの問題ではないと、環境問題に対して消極的な態度を取っているのである。
そこで私たちが実施すべき対策として、SDGsの目標13や14のように国内において企業や周りの人々に働きかけるような目標を立てることを提案したい。もちろん、地球温暖化のような環境問題は国一つが努力して解決する問題ではないが、それでも少しずつその危機意識を広げていくことが、国際協力に繋がるであろう。個人が取り組めることとしては、ペットボトルの水を買わずにマイボトルを持参したり、同じくプラスチックの削減に向けてエコバッグを持ち歩くなど、環境に優しいことをするという目標を立てること。たとえ、毎日実施できなくても、「環境のことを考えている」ということに意義がある。小さなことに思えるかもしれないがその小さな目標や努力が、国、あるいは世界の問題解決に繋がるのだ。私たちは、環境に優しいことをしながら国にも貢献できるという点を好機と捉え、積極的にSDGsを実行していくべきである。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
将来、利益を目的とせず直接的に人の助けになる仕事に就きたいと考えていて、このボランティア活動を通じてやりがいを見いだしたいと思ったため。
SDGsというものを知らなかった分、学べたことが多くあった。
私たちが何の不自由もなく生きていることが当たり前ではないことを忘れてはいけないと感じた。また、自分一人の小さな行動が、世界を変える役に立つかもしれないと思って行動し続けることが大切だと思う。
SDGsを周りの人に広めていくと共に、自分にできることを実行し続けたい。
一緒に行動しましょう