『1人1人の力で変える未来』
SDGsは誰1人取り残さない世界の実現を掲げている。現状はどうだろうか。私たちの周りには貧困や飢えに苦しむ人はあまりいないかもしれない。しかし、アジアやアフリカなどの発展途上国に暮らす人に「SDGs」と言う言葉を知ってる人がどれくらいいるだろうか。発展途上国では言葉すらあまり知られていないSDGsを残り9年で全ての国が達成するのは難しいことだ。では、誰1人取り残さない世界を実現するために私たちが出来ること、するべきことは何だろうか。広い世界の目標であるSDGsを誰かが1人で解決することは不可能だ。私たち1人1人に出来ることも限られている。そこで私は、SDGs達成のために私たちにも出来ることを考えてみた。
まず1つ目に私たちが出来ることは身の回りの生活、自分自身の言動の改善だ。例えば、目標2の「飢餓をゼロに」を例にとってみても、スーパーで無駄に買い物をしすぎない、食べ物を残さない、粗末にしない、好き嫌いをしない、など1つの目標に対してもたくさん出来ることがあるとわかる。消費者庁によると、日本では年間約600万トンのまだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスがある。この食品ロスを1人や1つの企業の努力でなくすことはできない。だが、1人1人が努力をしたらどうなるだろうか。日本の人口約1億人の1人1人が年間64キロの食品ロスを防げば600万トンの食品ロスをなくすことができる。64キロと聞くと多く感じるが、1日あたりにするとたったの160グラムだ。勿論、飲食店などからの食品ロスがあることを考えると、この1人1人の努力があっても食品ロスを完全になくすことは出来ないだろう。しかし、1人1人が1日僅か160グラムの食品ロスに気を付けるだけで、食品ロスを大幅に減らせることは確かだ。どうしてもSDGsという大きな目標を前にすると自分に出来ることことはない、自分1人くらい、という気持ちになってしまいがちだが、1人1人の努力や行動は必ず世界を変える1歩に繋がると私は思う。
2つ目に私たちに出来ることはSDGsの認知度を上げることだ。誰1人取り残さない世界の実現のための目標であるSDGsの認知度を上げることは、目標達成に不可欠なことである。朝日新聞により行われた第6回SDGs認知度調査によると、SDGsを聞いたことがあると答えたのは32.9%。第5回に比べて認知度は上がっている一方で、聞いたことないと答えた人も67.1%いる。聞いたことがないと答えた人にSDGsを知ってもらうためにはどうすれば良いか。年代別に見てみるとSDGs認知度は20代で40%超、職業別に見ると管理職、学生で40%を超えている。私は学生などの若い人にSDGsが浸透してきたこの状況は、SDGsの認知度を上げるチャンスだと考えた。私たち高校生が親の世代にSDGsを発信したら、そこから更に親世代にもSDGsが浸透していく。影響力のある若い世代、学生がSDGsへの取り組みを進めることは、社会全体にも良い影響を与えると考えた。
私はこれらのことから、SDGsの達成のためには1人1人の力が大切だと考えた。世界で達成するべき大きな目標だからこそ、各国の代表者や一部の人のみが達成に向けて行動を起こすのではなく、1人1人が意識を変え、達成に向けて生活をすることが必要だと感じた。自分自身はもちろん、どこに住む人も、どんな境遇にいる人も、そしてこれから産まれてくる人も、誰もが笑顔で暮らせる未来のために、自分が出来ることから初めていきたい。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
学校の総合学習でカンボジアについて調べており、本当は今年もカンボジアに研修に行く予定でしたが行けなくなってしまったため代わりに国内でできることを探していたところ先生からこのオンラインのプログムを紹介していただき、国内でオンラインでSDGsについて深く学べ、ボランティアなどもできることがわかったので申し込みさせて頂きました。
SDGsという言葉は学校でも聞いたことがあり知っていたが実際にどんなものなのかは少ししか知らなかったため、ここまで詳しく学べることができてよかった。自分の少しの力でも世界に貢献できるのだと感じた。改めて、今の生活環境に感謝して過ごしたいと思った。
コロナの影響でなかなか他のボランティアなどができない中でたくさんの知識やまなびを得ることができすごく貴重な体験ができました。また子供たちと交流することができ楽しい思いでも作ることができました。このコロナ渦でここまでの体験をすることができ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
この経験を通して自分の将来の選択肢も広がりました。
周りの人にもSDGsの大切さを伝え、自分たちが大人になる頃に達成できるように!
自分にできることを考えて生活していきたいです。
知識以上のたくさんの学びがあります!頑張ってください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
本当に貴重な体験をありがとうがとうございました。
いつか実際にカンボジアに行き先生方にもお会いしたいです。