『貧困』
私は高校時代に海外援助をはじめ世界をフィールドに活動するには欠かせないスペイン語の習得と自らの目で途上国の現状を見たいとの思いからパナマ留学をさせていただいた。そこは日本とは何もかもが異なっていたが、そんな異国の地での生活で特に驚きを隠せなかったのが現地で行われていた教育の現状だ。教師でもあるにもかかわらず授業を日常的に無断欠席する、体育館が整備されていないなどということである。ただこのようなことは一際近代的で周りから半ば浮いている様な都心部の私立学校ではなく、質の高い教育が受けられるかもしれない。しかし、都市部の私立学校へ通えるのはごく一部の富裕層の子供だけであり、教育格差には経済格差が大きく関係しているということを肌身で感じた。またパナマは比較的恵まれた環境にあり、より過酷な状況にある後発開発途上国では、厳しい労働を搾取されたり、安心安全に教育を受けたりすることができず技術や知識を獲得できないことが相まって貧困が連鎖している状況もあるという。このように、親の経済状況により未来の可能性が阻まっている状況を知り、この問題を解決したいと思うようになった。
今回、カンボジアの農村部の子供たちに対し日本語教育ボランティアをさせていただく機会をいただいたが、彼らは日本語を学ぶことにより職業選択の幅が広がり、ツアーガイドをはじめとした多くの外国語が必須となる職業に就くことができるという。また、外国語が話せる人材は貴重であり旺盛な需要があることから、給料も必然と高いだろう。故に外国語が話せれば、十分な給料を得られることから貧困の連鎖を断ち切れるかもしれないと感じた。更に、日本人が日本語を教授することから生の日本語を学べ、効率的に勉学に励めると思った。反対に今年はコロナ禍の影響によりオンラインでの実施であったが、例年は日本人が訪れていることから日本人にとっては異文化理解の良い機会となっており、WIN―WINの関係が構築されたとても良い教育支援だと感じ、パナマといった他の途上国においても同様の活動をしたいと感じる。しかしその一方で、世界には極度の貧困状態に陥っている途上国もあり、現状においての早急な支援が必要な実態もある。その為、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」ためには教育開発だけでなく、医療支援をはじめとする速やかな支援を実施できる秩助が求められる。その為、これから私自身がどのような支援方法で貧困をなくすために行っていきたいのか、考えていきたいと思う。またそれと同時にフェアトレード商品の購入をはじめとする簡単に行うことが出来る行動はこれからすぐに実践させていきたい。そして将来は途上国における現状を働きかけるべく、働きかけるようになりたい。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
夏休みという期間を利用してSDGsについて更に学びを深めながら、教育ボランティアができるから。
SDGsについて学びを深めることができ良かった。また短い時間ではあったが、自らが授業を進めていく経験は中々できないことであり良い思い出となった。今後に生かしていきたい!
今回の研修で学んだことを今度は自分自身が発信していきたい!!
勉強になることが沢山あると思うので、最後まで頑張ってください!!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
質問した際には丁寧な対応ありがとうございました。とても嬉しかったです。これからも頑張ってください!!