[ぼらぷらSDGs小論文]

紹介割コードin66424013c
わたしのSDGsアクション

『Action toward 2030』

小論文

『Action toward 2030』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

2020年、SDGs達成ゴールまで「行動の10年」を迎えた。私たちに残された時間は少ない。誰が動くのか。間違いなく私たち自身であろう。日本のSDGs達成項目は4の教育と、9の技術発展、16の平和と公正、のみである。しかし他の目標の達成をするには社会の大転換(=パラダイム・シフト)が必要になる。そこで、企業も政治も根本的なイノベーションが求められると思うのだが、それを後押しするのは消費者としても生きる私たち、特にGenZ世代と呼ばれる若い世代であると考える。GenZ世代はソーシャルネイティブとも呼ばれ、社会課題意識が比較的高く、SNSで情報を収集し発信するのが特徴である。この世代は近い将来、社会人として経済や社会を作っていくことになる。
そんな私たち一人ひとりが心がけていくべきだと思うことが主に3つある。まずは日々の行動に責任を持つことである。持続可能な社会=循環型社会ととらえると、消費者としての購買行動が環境や社会に影響を及ぼしていることがある。この原因として、モノを作る裏のサプライチェーンを考えることがないからだ。一つ何かを購買すると、第一次産業が動き、卸業が動き、小売業が動く。そして購買行動が多いほど需要は増え、企業はどんどん増産する。この動きを止める方法として「Ethical消費」を行う「グリーンコンシューマー」になっていくことが一つある。商品ができるまでのストーリーを知り、環境負荷の少ない原料を使用しているか、適正な取引の元で販売されているか、を認識し購入していくことで根本的解決につながると思う。次に継続していくことである。SDGsはそれ自体が続けていくことが重要である。生活の中で習慣化していくことで、次の世代にもつながっていく。最後に、人に寄り添うことである。今回のボランティアでカンボジアの子供たちとオンラインで交流するという機会に恵まれた。物理的な距離を超えたつながりをもつことで、多様な個性と関わる楽しさを実感した。このように、一人一人を大切にする姿勢は「誰も置き去りにしない」という精神につながる。どんな環境であれ、どんな状況であれ、一人を大切にすることが結果的に未来へとつながる。
SDGsは決してゴールではなく、方法である。SDGsを通して自分自身のふるまいを見直し、自分たちから行動していくべきだ。

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