『新型コロナウイルスがもたらした新たな出逢い』
2020年7月10日。新型コロナウイルスの影響により、予定していたオーストラリア留学の中止の連絡が届いた。
私にとって留学は未知の領域であり、大きな挑戦でもあった。中止の連絡が来た時は未来へのひとつの扉が閉ざされたような気分だった。
そんな中、ぼらぷらのホームページをふと見ていた時、「オンラインSDGs海外ボランティア研修」の文字を発見した。
2020年8月15日。新型コロナウイルスがもたらした、私とSDGsの奇跡の出逢いが実現した。
2030年までに17の目標を達成するために私ができることは2つあると考えた。
1つ目は、食品ロスを減らすことである。
日本の食品廃棄物等は年間2,550万tで、その中で本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間612万tになっている。(農林水産省平成29年度推計値より)
このような状況を踏まえて、具体的な行動としては、必要以上に食材を買わないことと、いつ食べるかを考えて購入することである。
例えば冷蔵庫を確認し、今あるものを見てから買い物に出かけることで、「まだあったのに買ってしまった!」という無駄を省くことができる。また、今晩の夕食のおかずを買おうと思いスーパーに行った際は、消費期限の近いものから食べるという工夫もできるだろう。
このようにひとりひとりのちょっとした意識で食品ロスは削減できる。
2つ目は、質の高い教育を届けることである。
今すぐには不可能であるが、海外渡航ができるようになれば、実際にカンボジアなどに足を運び、日本語学習のサポートを行いたい。
本研修ではライブアクティビティを通してカンボジアの子どもたちと交流した。英語や日本語などの第二言語を学ぶことは、子どもたちの将来の選択肢を増やすことになる。そんな未来を広げる瞬間に私自身が携われたことはとても大きな経験であった。
この経験から、自分の行動により誰かに感謝されることの幸せを感じ、誰かの未来を広げる瞬間に携われることの喜びを感じることができた。
SDGsの17の目標はひとつひとつが壮大で、自分にできることなどないと私も初めは思っていた。
しかしこれらは相互に関連し合っており、ひとりひとりの些細な意識や行動の積み重ねで達成されるものだと知ることができた。
SDGsが1人でも多くの人に認知されますように。
満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった
すごく良かった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
コロナウイルスで海外のボランティアが不催行になってしまったため、オンラインでできるこのプログラムに興味を持ちました。
SDGsは聞いたことはあるけど具体的に分からない。知っている方がいいのは分かっているけど…始める前の私はこんな気持ちでした。
基本的には知識のインプットや動画や資料の勉強でしたが、漢字や計算の丸付け、ライブアクティビティなど実際に子どもたちと交流することができたのは、私にとっていい経験となりました。
本研修を受けたことにより、海外への興味がさらに深くなりました。今はできないですが、海外渡航ができるようになった際には実際にカンボジアに足を運び、子どもたちともっと交流したいです!
何かを始める時は大きな決断を要すると思います。しかし、主体的に取り組むことで必ず自分の成長を感じることができると思います!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
新型コロナウイルスで留学を断念し残念や気持ちでいっぱいでした。
しかし、オンライン研修という素晴らしい企画をしていただいたおかげで私自身も大変視野が広がりました。
本当にありがとうございます!