『私から始めるSDGs』
コロナ禍によって、地球規模で物事を考え問題解決する必要性を実感した人は多いだろう。5年前の国際会議で採択されたSDGsを指針として、より良い世界を実現するために私自身が貢献できることは何か。私は、アンバサダーの一人として自分が学んだSDGsについて少しでも多くの人に発信し、個人レベルから始められる国際支援の輪を広げることではないかと考える。
まず、私は「誰一人取り残さない」というSDGs の根底にある視点から、脆弱な国の社会的弱者への支援が最も必要であることを『オンラインSDGs × 海外ボランティア研修』で学んだ。このプロジェクトの発案元であるNPOボランティアプラットフォームでは、開発途上国であるカンボジアのシェムリアップ近郊の村人を、SDGsの目標1から11にあたる、教育、経済活性化、食事、衛生、インフラなどの観点から、ボランティア活動や費用面でのサポートを約13年に渡って実施し、SDGs 達成に貢献している。これらの支援が最も必要なのは、例えば、一本の歯が痛むだけで全身の元気を失うように、世界の中の一つの国が苦しんでいるだけで私たちは幸せにはなれないからだ。つまり、SDGsを指針としてより良い世界を実現することが自分自身の幸せとなることを、一人一人が認識して欲しい。
次に、私はZOOMを使用した目標4の教育サポートを実施した。具体的には、現地の小学生に日本語の指導をするライブアクティビティと漢字や計算の添削だ。ユニセフの2017年の「世界子ども白書」では、カンボジア国内の子どもたちの過半数が最も所得の低い層に属しており、貧困家庭では家事労働のため勉強に費やす時間がなくなり、学校を中退しているケースが多いと伝えている。中等教育の就学率が男女ともに50パーセント未満であり、大人になって安定した職に就けず犯罪に手を染めることも多い。日本語学習はSDGsの目標8のディーセント・ワークを選択する力となり、目標1の貧困に終止符を打つ手段となる。一例として、アンコールワットなどの日本語による観光ガイド業が選択可能になる。今回、私は、日本語学習に真剣に取り組む子どもたちとの繋がりをもつことで、「どこか遠い世界の誰か」ではなく、「自分にとって特別な誰か」を支援する思いに変化した。私は、このようにオンラインで国際支援できることを伝え、一人でも多くの人がボランティアに参加できれば良いと考える。
このような事から、誰もが自分のこととして意識していけるようなSDGsの相関性を、学校でのプレゼンテーションなどの機会に積極的に発信していくとともに、カンボジアのようにサポートを必要としている国への国際支援を呼びかけることで、私はSDGs に貢献できるのではないかと考える。私は、貴重な学びと体験をしたからこそ、日常生活での小さなアクションを積み重ねて国際支援を継続することを決意し、大学生になったら実際に現地で支援したいと思うようになった。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
SDGsとボランティア活動に興味があるため、自分が何か役に立てることが出来れば嬉しいと思い申し込みました。
ボランティア研修を通してカンボジアの子供たちのことを身近に感じるようになりました。LIVEアクティビティを自分で進行し、それに一生懸命に答えてくれたのが嬉しかったです。実際にカンボジアの子供たちと話すことで、自分の想像ではなく体験をして得た素晴らしい経験となったのでよかったです。SDGsについての学びも深めることができ、自分たちが未来の社会のためにできる事が何なのかを3ヶ月にわたって具体的に考えることが出来ました。
今後はLIVEアクティビティで得た経験を活かして、積極的に行動できる人間になろうと思いました。そしてSDGsを一人ひとりが意識できるようにみんなに知って貰えるよう努力しようと思います。
私は自分のためにも人のためにもなる知識と経験を学ぶことができました!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
初めてのオンラインボランティアで不安なこともありましたが、優しく迅速に対応して頂きとても嬉しかったです。ぼらぷらのスタッフの方々は話しやすく、頼りになりました。それが自分のやる気にも繋がりました。ありがとうございます!カンボジアの子供たちを笑顔にできるぼらぷらを応援しています!