[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『SDGsと食品ロス』

小論文

『SDGsと食品ロス』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 近年日本では気候変動による被害がますます深刻化している。世界では、貧困や飢餓など人々の生活の基盤が確立されていなかったり、資源の枯渇や環境汚染など地球全体で問題が起きている。全ての人が安全で持続可能な暮らしができるようにするためにも、一人一人ができることを少しずつでも考えなければならない。 今回、目標12のつくる責任、つかう責任に焦点を当て、特に私たち一人一人が食品ロスを減らすことで様々なことに貢献できると考えた。
 まず食品ロスの問題点を考える。FAOの調査によると、世界の食糧の3分の1が廃棄されている。しかし食料品は地球温暖化の原因となる温室効果ガスを大量に排出する。世界の温室効果ガスの中でも食品により排出される温室効果ガスは、食品以外の電気などエネルギーによる全ての排出量のうちの4分の1を占める。特に食品は家畜や農業の工程で多くのガスを排出するので、再生可能エネルギーのような技術が適用されず、有用な解決策が生み出されていないのも問題とされている。
 そこで、食品ロスを削減すれば、その分食品を作る全ての工程においてエネルギーを削減できる。だから、食品ロスを削減することは環境問題にとって重要だ。 具体的に、どのような取り組みができるのか。日本におけるフードロス621万トンのうち、事業によって排出したものが339万トン、家庭によって排出したものが282万トンである。
 そこで、対策としてあげられるのが、事業による「つくる側」の食品ロス削減である。既に、たくさんの食品ロスを解決しようとする取り組みをしている事業者は存在するが、より多くの事業者が意識していかなくてはならない。消費者庁による賞味期限の設定変更や需要と釣り合わない大量発注による無駄を減らすためのITの導入などが具体的な取り組みとして行われている。
 そして「つかう側」である消費者は、必要なものだけを買ったり、事業者の取り組みを知ったりする努力が必要だ。食べ物に対する「残したらもったいない」という考え方を子どもの頃から身につけておくための教育、食品ロスを減らすレシピサイトを見る、など対策が挙げられる。また、環境に配慮している商品を買い、それらの需要を市場全体に高めていくことも重要であると考える。環境に配慮した商品としてサステナブルラベルのついたものやベンチャー企業の新しい商品やアプリなどが挙げられる。国際フェアトレードラベルのついたスターバックスの「イタリアンローストコーヒー」やアイル株式会社の規格外野菜をシート状にした「ベジート」など様々な商品がつくられている。
 SDGsの目標にあるように、持続可能な消費・生産には事業者側の「つくる責任」、消費者側の「つかう責任」が重要である。無駄な食料を生み出さない、必要なものだけを買う、という意識をより強固なものにしていくためにも、世界の共通目標であるSDGsの考え方をより多くの人に伝えていくことも、解決に大きく前進する方法だと考える。







オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

視野が広がった!
勉強になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

持続可能な社会についての教養を深めたり、海外ボランティアを経験したりしてみたいから。

研修を受講した感想は?

研修と海外ボランティアを通して世界や社会により関心をもつきっかけになりました。小論文提出がギリギリになってしまったことが惜しかったです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

小論文で書いた消費行動についてはすぐに取り組みたいです。ほかの目標も今後学び続けていき、就職でもアピールしていきたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

どんな学びにも繋がって絶対に役に立つと思います!

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