『SDGsと世界のために私ができること』
私が貢献できることは、2つの方向性をもって行える。ひとつめは環境に対して、エコバッグやマイボトルの持参、フードロスなど不必要なものを生み出さないために行動していくことだ。ふたつめは世界に住む人々に対して、今まであった「自分の暮らしの中での当たり前」を変えていくことだ。例えば、学ぶ場があること、十分なくらいのご飯を食べられること、十分な医療が受けられること、安心安全な場があることなどだ。これらは私の前に当たり前として並べられていたが、その当たり前に感謝し、当たり前でない人々を支援するためサスティナブル・マークを意識していく。
1つめの環境に対して私は、国が積極的に動き出すまで考えてもみなかった。海洋汚染や、地球温暖化が人類にどれほどの影響を与えているのか、事実の先にある結果を知らなかったからだ。日本ではSDGsの認知度は49%と世界と比較しても低い位置にある。なぜなら学校で教わらない、人との会話の話題にもならないくらいにSDGsに触れる機会が日常的ではなかったからだ。しかし、世界を見れば環境が改善されるだけで、労働が生まれ貧困から抜け出せる人々は多くいる。SDGsを学び、気候変動により洪水や砂漠化、海面上昇などが発生し、もともと住む場所のあった人々の居場所が消えようとしている。国の行う行動に対して結果どうなるのかを把握することで、初めて行動してみようと人は動くのだろうと考えるようになった。だから学びを得た私は今、行動に移そうと考えることができるのだ。
2つめの意識改革の部分は、SDGsが掲げるどの目標にも共通して貢献できることだと思う。なぜなら、誰も置き去りにしない社会を目指すためには、誰もがその目標を意識しなければ何も変わらないからと考えたからだ。私たちにとって当たり前のことが世界中を見渡せば当たり前でないことが分かる。十分な教育が受けられず読み書きのできない15歳以上の人口は約7億人、しかし、日本の識字率は90%を超える。地球には全人類を支える資源が存在するのに、飢餓や貧困に苦しむ人は約8億人おり、コロナの影響で増加したかもしれない。一方日本では食物の多量廃棄が問題視され、学校の給食も残したことで何かを感じる生徒は何人いるだろうか。この以外の人種やジェンダーなども問題すべてが途上国と先進国の意識の差にあると考える。それぞれ持つ当たり前の感覚が違うのだ。カンボジアの子たちと交流した際に「この子たちはすごく学ぶことが好きで、そのことに感謝をしている。では自分はどうだろう。」と考えさせられた。私にとっては学校に行くことが当たり前でも、カンボジアの子たちにとっては、とても貴重でありがたいことなのだと感じることができた。誰も置き去りにしないのなら、まず誰もが同じような意識を持つこと、その意識を理解することが大切だと気づき、気づくことで行動に移すことができると考えた。
したがって、私が世界のためにSDGs達成のためにできることは、事実と結果を知ったうえで、無駄なものは極力生み出さないこと、そして自分の当たり前だけではなく世界の当たり前を学び理解し、自分の当たり前に感謝することだ。そこからサスティナブル・ラベルのものを買う、就活で企業がどんなSDGs達成に向け貢献しているかを知りに行くなどの行動につなげていきたい。
大変満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、子どもたちと交流がしたい
一生モノの学びになった!
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
このコロナ下で家にいることが多くなったことがきっかけで、SDGsに関心を寄せるようになりました。また、元々今年の夏に国際ボランティアをしたいという思いもあり、応募しました。
SDGsを身近にとらえる視点を持てたことは、とても大きな収穫でした。特に就活では企業のSDGsの取り組み方をしっかりと把握するようになり、社会人になってもSDGs達成のための行動をしていきたいと思いました。また、私が知らなかった世界の当たり前・現状が学びたこともこれからの自分の考えの新しい意見として、持つことができるようになりました。
まずは意識自体を変える努力をしていきたいです。意識を変えることで行動が変わると私は考えているので、今世界はどのような現状課題を持ち、どんな風に考えるかを自分の生活と照らし合わせて、自分生活の中でできる限りのことをしていきたいと考えています。
SDGsを学ぶことで、自分の視野は広がります。やる価値あり!