『世界を救う私の行動』
飢餓に苦しむ、このことは日本に住む私たちからするとなかなか実感する機会はないだろう。それどころか私たちは安易に食べ残しをし、賞味期限切れなどで食材を無駄にする。しかし世界に目を向けると貧困で飢餓に苦しむ人々が多く存在する。この飽食と飢餓が共に存在する世界で食べ物があふれている私たちに飢餓を食い止めるために何ができるのだろうか。
現在の地球上暮らす5歳未満の子供のうち4人に1人が栄養不足の状況である。その一方で日本では多くの食料が廃棄されている。私の姉は管理栄養士として学校給食を作っている。その姉が「たくさんの給食を作っても人気のない料理はほとんど残されて返ってくることがある」といっていた。実際日本で年間632万トンもの食料が捨てられている。これは世界で1年間に食糧援助されている量の2倍にあたる。このようにこの世界には食べるものがなく栄養不足になっている子どもがいる一方で、必要以上の食べ物に囲まれている子どももいるのが現状だ。この問題は世界的にもとても大きな問題だ。この問題の解決策として私たちがフードロスをなくしていくことも一つであると考える。日本の自給率はカロリーベースだと約37%ととても低い。つまり日本で食べられている食べ物の多くは海外からの輸入によるものだ。そのためフードロスをなくし、現在の捨てられている分の日本への出荷量を減らすことで、飢餓に苦しむ国や地域に食料をいきわたらせることができるのではないだろうか。そして私たち一人ひとりの行動によってフードロスはなくすことができる。例えばスーパーなどで買い物をする際は、前に陳列されているものからとるという行動だ。これにより食材の期限が切れて廃棄処分になるということを防ぐことができる。他にも好き嫌いをしないという行動もフードロスをなくす1つの行動だ。好き嫌いをせずに食べ残しをなくすという行為は、大人に限らず子どもも含めて全員で取り組むことができる。
このようにフードロスをなくすという行動はとても簡単にできるのだ。しかしフードロスをなくすための私たちの小さなこのような行動は、実は世界の飢餓をなくすという大きな問題を解決することができる。そのためにも多くの人々はこの現状を知り行動に移していくことが大切だ。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
勉強になった!
前期の授業でSDGsについて学び、更に詳しく学びたいと思ったから。
SDGsについてしっかり理解することができ、また現状も知ることができた。自分にできることを多く見つけることができた。
就活で企業がどのようなSDGsの取り組みをしているかなど、企業を選ぶ際の1つのポイントとしていきたい。
自分の行動を考えるきっかけにもなります。