『食品ロスを減らそう』
私がSDGsについて知ったのは、YouTubeのハローキティチャンネルである。そこで「2030年までにやりとげたいこと」という歌詞が出てくるのだが、今は2020年である。もうすぐそこまで迫っているということに気付かされた。研修を通して、世界の状況をたくさん知ったが、地球を守るため食品ロスを減らすことは大変重要な課題であると思う。
目標12は、持続可能な消費と生産のパターンを確保するために「つくる責任、つかう責任」を掲げている。日本では、食品ロスの問題が深刻である。中でも、日本は毎日1770台分を廃棄しており、これを国民1人辺りに換算すると毎日おにぎり1〜2個を捨てている計算になるというデータは、とても衝撃的だった。これに関連して某テレビ番組で、家庭ごみの中身を調査するというものを見たことがある。買っただけで期限内に食べなかった未開封のお弁当、野菜、惣菜などたくさんの食べ物が捨てられていた。また、私の家でも、同様にもう食べれないから捨てよう、ただ単に割引されていてなんとなく食べるかもしれないという気持ちで買って結局食べなかったものをゴミに出しているという現状がある。これらのことを日本中の家庭、企業が行っていれば、毎日おにぎり1〜2個を捨てている計算になるのは当然のことだと言える。研修を通して色々と知ったので、できるだけ期限内で食べ切れる量を買おうと努めたがなかなか難しい。私1人の力では困難なため、家族皆の意識を変えなければと思った。また、古くなった食材を加熱、加工したり、肥料にすることで食品ロスを減らす取り組みもある。
しかし、企業にとっても競争であるので難しい問題ではある。
昨今はネットでもテレビでもSDGsは流行になりつつある。この波を2030年まで継続させ、目標達成を叶えるために1人でも多くの人がSDGsの取り組み、「誰一人取り残さない」というキーワードを知ることが大切だと思った。
今回の研修でSDGsについて学んだことを両親や友達に話してきたが、それでも実際に実行に移すのは難しいだろう。しかし、サステナブルマークの商品の存在を知ること、エコバックを使う、食材は期限内に食べられる量を買うなど、小さくてもできることを増やしていかなければならないと思った。