『今、私ができること』
私自身が貢献できること。それは無限にあると考えている。今まで、SDGsは世界レベルで取り組まれることで規模が大きく、私たちにできることは少ないと考えていた。しかし、今回の研修で学んだことは、このSDGsへの取り組みは自分事として捉えることが重要で、私たちにできることが身近なところにたくさんあるということだった。
食に関することで例を挙げてみる。現在、世界中にはまだまだ貧困な地域が存在し、飢餓で苦しんでいる人々がたくさんいる。そんな状況の中、私の住んでいるこの日本では、年間632万トンという膨大な食べ物の無駄を生み出している。この数字は、世界の食べ物が足りない国への1年間の食糧支援の数の約2倍にあたる。主にスーパーやコンビニでの売れ残り、レストランや家庭での食べ残しがこの数字に影響しているのだろう。この数字を少しでも減らすために、「自分の食べられる量を把握しておく」「食べられる量しか頼まない、買わない、作らない」「料理をするときは保存できるものを意識する」「その日食べられなかったものは次の日の食事で食べる」など、小さなことではあるが、様々な取り組みで捨てる食べ物を減らすことができる。現在の日本は、他国と比べて食料自給率が低く、様々な国からの輸入に頼っている状況であるが、これらの取り組みによって、食糧の無駄な消費を減らすことができ、食料輸入もその分抑えることができる。そして、抑えた分の食料は足りない地域へ援助することができ、良いサイクルが生まれる。また、5歳未満の子供で4人のうち1人が栄養不足とされているのだが、子供のうちから栄養不足だと病気にもかかりやすくなり、命を落とす場合もある。十分な食事ができていないと勉強にも集中できず、将来のための勉強がおろそかになるという状況だ。しかし、先ほど述べた小さな取り組みを行動に移すことで、食料援助の量が増え、栄養不足の子供を少しでも減らし、質の高い教育を受け能力を身につけることができ、再び良い循環が生み出される。このようにフードロスを減らすためのたった一つの行動が、こんなにも世界の問題を巻き込み、良い方向へと導いてくれるのだ。「私一人がやったところで…」こう思う人も中にはいるだろう。確かに立った一人の力は微力かもしれないが、私たち人間の一致団結したときのパワーはそれらの足し算以上の力が発揮されるように、その一つ一つが集まればその力は偉大となる。私一人だけで、という意識ではなく、周りを巻き込みながら皆で取り組んでいくという姿勢が重要だと考える。
これまで述べてきたように、たった一つの行動が様々な問題に影響し、SDGs達成に繋がる。つまり、私たちがSDGs達成のために、世界の課題解決のために、世界中の人全員がより良い生活を送るために、できることは日常に転がっており無限にあるのである。これからの私たちはこれまでの生活を見直し、今の世界には何が必要で、そのためには何をすべきであるのか、どうしたら解決につながるのかを考えるのをやめずに、挑戦し続けることが求められている。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
もともとSDGsに興味があって、就職活動を進めていくうちにSDDsに取り組んでいる企業がたくさんあって、さらに詳しく知りたいと思ったから。
大変勉強になった。SDDsの内容だけでなく、目標達成のために今何が行われているのか、私たちはどのように捉えるべきか、私たちにできることはどんなことなのか、SDDsに関する様々なことを学ぶことができ、考える良いきっかけにもなった。グローバル化している世の中で、地球の課題は国境は関係なく、地球のどこかで起こったことは全体に関わってくることで、皆で解決に導かなければならないということがとても印象的だった。私の行動一つで世界にとって良い方向にも悪い方向にも影響し、左右されるということを強く実感した。
世界で起こっていることを他人事ではなく、自分事として捉えることを意識しながら、自分にできることは何があるか、常に考え身近なことから取り組んでいきたい。また、SDGsについて広めていくことも使命だと考えている。
必ず参加してよかったと思うはずです!楽しみながら頑張ってください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
参加して本当に良かったです。貴重な学びの機会を提供してくださりありがとうございました。