『プラスチックゴミによる環境問題にどう取り組むか』
プラスチックゴミによる海洋汚染は世界中で問題視されており、達成しなければならないS D Gsの17 の目標の一つである。海洋プラスチックゴミは海を汚染するだけでなく、そこに住む生き物の生態系にも影響を与えている。それでも、私たちの生活の中にはまだ削減できるプラスチックが多く存在している。持続可能な社会にしてくために我々ができる取り組みは何なのか考える。
世界の海洋は、地球を人間にとって住み易い場所にする地球規模のシステムを動かすとても重要な役割を担っている。それだけではなく、海洋は貿易や輸送に不可欠な航路である。我々の生活は海洋の存在で成り立っていると言っても過言ではない。海洋をきれいに保つ事が、17の目標を達成するための基礎になるとも言えるだろう。
日本では2020年度よりビニール袋の有料化が始まった。しかし、環境問題先進国であるフランスでは2016年から有料ではなく禁止となっている。スーパーを始め、服屋、化粧品店、土産店でもビニール袋をもらうことはできない。日本人にとっては不便さを感じてしまうかもしれないが、決してフランスが間違っているわけではない。むしろフランスのような対応をする方が正解だ。スーパーでの量り売りや生鮮食品を包むビニール袋ももちろん禁止されている。日本のデパートやスーパーで生鮮食品買うと、一つずつ丁寧にビニール袋に入れられる。家に帰るだけなのにここまで過剰に包装する必要性はあるのかと常に疑問を抱いている。日本人は環境問題に対して意識が非常に低いように感じる。真剣に向き合っておらず、どこか他人事のように考えているところがあるのだ。
環境問題に対して日本人の意識が低いのは、日本人が政治に無関心である事が原因として挙げられる。アクティビティで驚いたのはSDGsの存在を知らない人が多いという事だ。そこで、知らないと答えた人にニュースや新聞を見る機会がどのくらいあるか尋ねると、ほとんどが見ていなかった。普段から意識して日本の政治や海外のニュースを見ている人はSDGsをなんとなくではあるが理解していた。一方、フランスや北欧など、環境問題への取り組みが進んでいる国では、若者も積極的に政治に参加している。これからを担っていく若者が政治に無関心のままでは後19年では間に合わないだろう。まずは若者が積極的に政治に取り組む環境をつくり、地球が抱えている大きな問題と、他の国と比べて日本がどれだけ遅れているかに気づく必要がある。
17の目標を全て達成し、理想的な持続可能社会を創ることは簡単なことではないが、これからも地球で生活していくためには必ず実現しなければならない。SDGsを知らない人に広める活動や、少しでも興味がある人にはより詳しく伝える活動をするなど、17の目標を達成するための課題も多く残されている。個別包装ではなくまとめてもらったり、汚れても良い袋を持ち歩くなど、我々が個人的にできることは今すぐに率先して行動する必要がある。日本の政治、世界の動きを把握し、一人一人が消費活動を見直し、削減できるはずのプラスチックをこれ以上増やさない行動をしていく事が重要だ。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
プラスチックゴミによる海洋汚染について関心があり、SDG’sを学びより知識を増やしたいと思ったから
SDGsについて詳しく勉強し、今まではプラスチックゴミによる海洋汚染について関心がありましたが、他の分野にも興味を持つきっかけになりました。日々のちょっとした工夫や意識でも変えられる未来がある事がわかりました。
将来、自分がする仕事でこの経験を活かしたいと思いました。
SDGsに積極的に働いている会社や組織、人と一緒に自分も仕事をしたいです
今までの行動を見直す良いきっかけになります。SDGsを知ることは将来について考えることです。必ず将来のやくに立ちます