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[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『カンボジアの子ども達が気づかせてくれたこと』

プレゼン動画


小論文

『カンボジアの子ども達が気づかせてくれたこと』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は、自身の研究テーマに教育を掲げている。きっかけは、中学生の時に卒業研究で世界の教育格差について調べたことだった。この時に私は、世界には学校に通うことが困難な状況にいる子ども達がいることに気づかされた。ユニセフが提供している世界子供白書2017によると小学校に通えない子どもの割合は、後開発途上国で19%にも及ぶという。その中でも特に女性が多く、2017年のユネスコの調査によると15歳以上で読み書きのできない7億5000万人の内3人に2人が女性だそうだ。これは、その国の社会的背景が要因となっており、親の代わりに家事を行わなければならないことや結婚年齢が早いこと、女性が男性に素顔を見せてはいけないという風習があるが、教室の数や女性教員が少ない為通学できないといったことが挙げられている。私はこの話を聞いた時とても不平等だと感じた。日本のように、毎日学校に通い学びの場を得ることができている子どももいれば、最初から学習できる環境がない子供もいるのだ。私は、このように学習の場が少ない子ども達にできることはないか、現地に行って助けることはできないのかと考えた。しかし、新型コロナウィルスの世界的な流行の為、実際に国外へ出ることはできなかった。
この、コロナウィルスのパンデミックは、私の生活にも大きな影響をもたらした。私が体験した変化の一つにオンライン授業というものがある。2020年度から生徒一人につき1台のパソコンが渡され、自宅に居ながらオンラインで授業を受けることも可能になった。私は、このオンライン授業にも興味を持ち、「新型コロナウィルスの影響でオンライン型の教育は普及するのか」というテーマで今年度の研究を行った。研究結果は、リモートワークが加速する、オンライン化が進む、地方移住者が増えるといった社会の変化に合わせてオンライン型の教育は普及するというものだった。
この研究を通して、学習の場が少ない子ども達の為に私には何ができるのかと考えてみた結果、現地へ赴く事は難しくてもオンラインで活動を行うことを思いついた。そこで、ボラプラのLIVEアクティビティに参加を申し込んだ。LIVEアクティビティでは、慣れないこともあったが、私が一生懸命伝えると、全力で子ども達が答えてくれたことが印象に残っている。
私がLIVEアクティビティで最も印象に残った事は、カンボジアの子ども達が常に笑顔で接してくれたことである。LIVEアクティビティが始まる前は、私の日本語が聞き取りづらかったらどうしよう等と心配していたが、そのような不安を消してしまう程いつも笑顔で私の声に耳を傾けてくれた。
今回のボランティア活動を通して、私は学校に通うことのできない子ども達に何ができるのかということを考えてみた。私にできることそれは、ボラプラでの経験をこれからも続けていくことではないだろうか。私は、このオンライン研修を通して多くの学びを得ることができた。教育の分野だけでなく、今世界で何が起こっているのか、私には何ができるのか、このような物事を知り、考える機会がたくさんあった。私が行きついた答えは、SDGsを傍観者の立場からではなく、自分事として捉えること、コロナ禍でもオンライン等を通して自分ができることを模索し続けること、常に行動を起こし続けることだと実感している。私が今起こすことのできる変化は、LIVEアクティビティのようにオンライン上で学びの場に恵まれていない子ども達を助けることではないかと思う。私にできることは何か、この言葉を胸に秘めながら、子ども達が教育を受けることができる環境作りを世界中に広めたい。

鎌倉好男 教頭

ぼらぷらのオンライン研修を通してSDGsを「自分ごと化」し、実際のLIVEボランティア活動によってカンボジアの子供達に「笑顔」をたくさん提供できたことは、SDGs貢献に向けた具体的アクションとしての第一歩と言えます。 今後は、このようなオンラインでの教育機会を享受できない世界の子供達に、どうすれば貢献の輪を広げていくことができるのかを是非新たな研究課題としてみてください。

ぼらぷら

もえさんの研究テーマである「教育」にフォーカスし、コロナ禍でのカンボジアの子どもたちとのLIVEアクティビティを通して、“学校に通うことのできない子ども達”に今できることが論じられています。 また、今回の研修をより自分ごと化するために、動画で学びをまとめられているのも素晴らしいです。ぜひもえさんの夢に向かって、「行動を起こし続け」ていってください。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

ボランティアを通じて海外で困っている人の助けになり、在籍校であるユネスコスクールの学びを活かしたかったから。

研修を受講した感想は?

ボラプラではLIVEアクティビティの子ども達の笑顔や私にもできることがあること、行動を起こすことがより良い社会を築く一歩になることが印象に残っています。常にSDGsを自分事として捉えながらできることを模索し、行動を起こし続けていきたいと思います。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

ボラプラの英語キャリアプログラムに参加する。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

SDGsはとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、あなたが考えているよりもできることがたくさんあります。一緒に世界をより良くしましょう。

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