『そこにある幸せ』
「貧困」と聞くと「かわいそう」というネガティブなイメージを持つ人が多い。恥ずかしいことに、実は私自身もそう思っていたひとりであった。
私たちはどんな時に「幸せ」と感じるだろうか。美味しいご飯を食べた時、新しい服を買った時、自分が熱中していることで活躍できた時など人それぞれ「幸せ」と感じる瞬間はさまざまである。私たちは日々の生活の中で何か特別なことがあった時に「幸せ」と感じるのではないだろうか。では、日本国民の中で「喉が渇いた時に綺麗な水を飲めることが幸せ」と答える人はどれくらいいるだろう。今日も安心して寝られる場所があって、明日起きた時に食べる物があることが「幸せ」と答える人は日本国民の中には少ないのではないだろうか。それは日本の恵まれた環境の中で生活し「あたりまえ」になってしまっているからだ。
遠く離れた地では、学校へ行きたくてもいけない、病院に行きたくてもお金がない、1日200円ほどで生活をしている人達がいる。彼らの生活を何も知らないのにも関わらず、私は「かわいそう」その一言でまとめてしまっていた。しかし、本当に彼らは「かわいそう」なのだろうか。確かに、私がボラプラのスタディツアーでカンボジアに訪れた際に孤児院で出会った子どもたちは小学生くらいだったが、彼らは日本の小学生のように最新のゲーム機器やおもちゃは持っていない。それでもキラキラとした笑顔で彼らは笑っていた。貧困だから、お金がないからといって「幸せではない」というのは大きな間違いだ。彼らには彼らの生活があって「幸せ」がある。私は現地の子どもたちに多くのことを学んだ。その学びは、決して目に見えるものだけではない。この地球に住むひとりとしてすごく大切なこと、この世界には「あたりまえ」はなく、どんなことにも感謝の心を忘れてはいけないことを彼らに教わった。しかし、お金がないという理由で社会的な差別や排除を受けている。辛くても苦しくても子どもたちは明日を生きるために出口のない毎日を懸命に生きている。今回のSDGs研修を受講し、先進国にいる私たちが途上国の人達の生活を苦しめていることもあるということを学んだ。一人でできることは少ないかもしれないが、私がこの世を去ってから10年後、100年後もっと続いていく未来の子ども達に何か残せる人になりたいと今回の経験を通じて強く思うのである。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
家にいる期間でよりSDGsについてやり詳しく学びたいと思ったからです。
1番最初のSDGsアクションで自分の周りの人にSDGsを知っているかを聞いたときに知らない人も沢山いて、SDGsの認知度の低さを身をもって知りました。「誰も取り残さない」という目標を達成するためには、世果中の全員が考え、見直し、取り組んでいく必要があることを強く感じました。コロナ渦でさまざま変化に私たちは対応してきました。私たちは変わることができます。その誰かの背中を押せる人になりたいと思います。
たった一人でもできるSDGsの取り組みがあることをこの研修で学びました。この学びを今度は、私が誰かに情報発信していくことが必要であると思います。今はSNSやYouTubeなどで一般人でも自分の意見や考えを述べられる時代です。この情報社会の中で、いかに多くの人の心に届くアクションができるかを挑戦したいと思います。
参加を迷っているということは、少なからずSDGsに興味を持ち、何かアクションを踏み出したいと考えている方ではないでしょうか。12項目の研修が終わった後、少し違った人生が新しい人生が始まります。