[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『SDGsを身近に感じるためにできること』

小論文

『SDGsを身近に感じるためにできること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

2015年にSDGsが定められて以降、国や会社をあげてSDGsに関連する取り組みが行われている。ところが、SDGsが世界各国協力のもと定められたものだと知ると、SDGsは一個人では何も貢献できない壮大な目標だという印象を受けてしまう人もいるのではないだろうか。しかし実際には、一個人が行える取り組みはたくさんある。そこで、SDGsが身近に取り組めるものだと思えるために、どういったことができるかを検討していきたい。
第一に、自分が日頃行なっていることが、もしかすると社会にも役立っているのではないかと考えてみることが挙げられる。例えば、光熱費節約のために節電に取り組んでいる人が、節電は社会にとってどう役立つのかを考えたとする。そこで、節電により二酸化炭素排出量が減り、気候変動への影響を減らせると気がつく。こうして、既に行なっていたことが実はSDGsに繋がることなのだと知ると、SDGs身近なものと感じるられるのではないだろうか。
第二に、どのようなサステナブルラベルがあるのか、ラベルの種類を知ることが挙げられる。例えば、葉っぱを緑と黒の円で囲んだラベルがOCSのラベルだと知ったとする。そうすると、買い物で購入する商品を迷った際にOCSのラベルを見つけると、SDGsに繋がる商品だからという理由で購入品を決めることが可能になるのではないだろうか。
このように、いつもより一つ視野を広げることが、SDGsの取り組みを身近に感じるきっかけになり得る。本来、SDGsは、国や会社による大規模な取り組みだけでなく、個人個人の小さな取り組みも合わさることで目標達成に繋がるものである。そのために、個人がSDGsの取り組みを身近に感じることは、SDGsがどこか縁遠い壮大な目標なのではなく、私たちにも大きく関係する目標だと感じることに繋がり、ひいてはこれまでの日常生活の中にSDGGの取り組みを取り入れやすくなるのではないだろうか。実際に、私も本研修受講当初は、SDGsに対してどこか他人事のような印象を抱いていた。しかし、受講を進める中で様々なことを学び、私自身にもできることがあると気がついた。今後も、どういった取り組みがSDGsに繋がるのか、私にもできる取り組みは何か、視野を広げながら考えていきたい。

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