[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『ジェンダーとマンネリズム』

小論文

『ジェンダーとマンネリズム』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 “I hate to hear you talk about all women as if they were fine ladies instead of rational creatures. None of us want to be in calm waters all our lives.” (オースティン,1818)。この言葉を残したジェーン・オースティンはイギリスの小説家で、18世紀末にイギリスに上陸した紳士を彼女は文章を通して、批判した。私は彼女の言葉に深く賛同する。
 『ジェンダー』とは、女性や男性の性的特徴に関係なく、様々な社会の意見や偏見で成り立っている。(FAO, 1997)。また、『マンネリズム』とは、定型化・習慣化された言動のことを指す。
 私がマンネリズムという論点に着目したのは、これがあらゆる方面でのジェンダー差別へ繋がる全ての要因であると考えたからだ。先天的男女では身体的、思考的違いがあることは明確だ。それは、人類が古くから男性は領土を、女性は家庭を守り続ける必要があったからだと思う。生活を固守するために適した得手不得手が生じたのだろう。
例えば、男性は無自覚に自分を強く大きく見せようとする。そのために立ち振る舞いは女性よりも堂々とし、時には大雑把にも見える。また、女性は男性よりも1日に話す口数が多いとされている。2004年のCNNのインタビューでボディ・ランゲージの世界的権威であるアラン・ピーズは男女の口数の差について、女性が約2万から2万4千語なのに対し、男性は最大でも約7千から1万語であると述べた。これは、仲間内で情報交換を滞りなく交わすためだろう。自己防衛や子孫繁栄を成すために男女間でマンネリズムの違いがあることは特に問題視する必要はない。しかし、その違いゆえにあらゆる方面で格差や差別を生む社会の認識については深く考えていかなければならない。
 世の中には白黒つけられないものがあると日々感じている。白と黒の間に様々な色があるように、男性と女性の間にも溢れるほど様々な個性があり、たくさんの色が存在する。ジェンダーは個性だ。誰かがそれを蔑む権利もないし、決して恥じる必要もない。本文でも述べたが、「こうあるべき」という考え方は性別に限らず誰かを苦しめる。相手が傷つくことはしない。自分がされて辛いことはしない。自分の理想に人を当てはめないように、相手の立場に立って、人を喜ばせるために言葉を使えばお互いに温かい気持ちになる。とても単純で小さな当たり前を全世界、全人類でしよう。ただそれだけでみんなうまくいく。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

昨年、高校での10ヶ月間のカナダ留学を終えました。わたしは今、恵まれ幸せです。しかし、世界には想像の先にある過酷な生活を強いられている子供や女性達がたくさんいることも知っています。わたしは、将来、社会の標的になる子供や女性など、弱い立場にいる人々の文化や環境に配慮しながら、全身で抱きしめ、心の傷を癒やし、生きる希望を与えることができるように教育や生活をサポートして、自立して欲しいと考えています。莫大な夢で、今のわたしはまだまだ力不足で返って自分、守るべき相手も危険に晒してしまいます。心も体も強くしたいと言う思いで夢に向かって、高校での留学を決断したのですが、コロナの影響もあり、ボランティア活動に参加することがまったくできませんでした。そして、やらせない思いでいっぱいでした。そんな時、学校からの案内でオンラインボランティアの存在を知り、絶対に参加したいと思い申し込みをさせていただきました。

研修を受講した感想は?

今回、オンラインSDGsボランティアに参加したことで、以前から興味のあった分野の知識をたくさん得ることができました。SDGsは世界規模で取り組まなければならないことなので、まずは私から身の周りの仲間に発信し、意見交換をすることでさらに知識を深め、得意な英語を活かして世界中のみんなと協力して17の目標を達成するための一員になりたいと強く思うことができました。本当に貴重な学びになりました!

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

 上の内容と少しかぶってしまいますが、参加動機にも書いた私の将来の夢は、SDGsの目標1:貧困を無くそう、目標3:すべての人に健康と福祉を、目標4:質の高い教育をみんなに、目標5:ジェンダー平等を実現しよう、目標11:住み続けられるまちづくりを、目標16:平等と公正をすべての人に、に基づくものです。今の私のままでは身の丈に合わない大きすぎることを言っていることはわかっています。
 しかし、これを本当に現実にしたら救われる者がたくさんいることを信じて、今回学習したことをより深め、目標17でもある「かけがえのないパートナーシップ」を築いていきたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

もし今、国際協力や発展途上国のバックグラウンドにほんの少しでも興味を持っているのであれば、ぜひ参加してみてください!得られるものは必ずあるとおもいます!!未来に繋ぐため、頑張ってください⭐︎

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

今回、このような学習の機会をいただき、本当にありがとうございました。わかりやすい教材資料やボランティア実習や講習のための迅速かつ直接的な電話やLINEでのサポートのおかげで、一回一回の講習を楽しみながら進めることができました!

ふきだし

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