『コロナ禍とSDG's』
今年も国内で異常気象による豪雨災害が発生している。世界では気温上昇による森林火災が頻発しており、二酸化炭素を吸収する役割をもつ森林の消失が続いている。これらはすべて地球の温暖化が原因だ。温暖化を抑えるには、二酸化炭素の排出をゼロにしなければならない。無理難題に思えるこの目標を達成するために、僕たちはどう行動すれば良いのかを、コロナウイルスによる世界規模の活動制限中、大気汚染や水質が改善したという報告をもとに改めて考えていこうと思う。
2021年8月、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、世界の気温は21年〜40年に産業革命前と比べ、1.5度上昇するとの予測を発表した。2018年の想定よりも10年ほど早くなった。この上昇により極端な高温は8,6倍、極端な大雨は1,5倍等、甚大な被害が出ることになる。温暖化のリスクは切迫しているのだ。そして、今までの報告ではっきりと示されていなかった温暖化の原因が「人間の活動にある」と断言された。僕たち一人ひとりの考えや行動に、地球の存亡がかかっているということだ。各国の手ごろで拡張可能な解決策は、すでに利用できる状態にあり、再生可能エネルギーその他温室効果ガス排出量を削減する措置を採用する人々が増えて変革は加速している。しかし、急速に工業化や経済発展を進めている途上国では、その方向転換は自力では難しいのだ。支援するための国際協力が重要となる。それは国家間の対応になるが、国民レベルでは何ができるだろうか。昨年の末、ニュースでコロナウイルス感染の広がりと並行し、環境の一時的な改善が世界各地で報告されたと聞いたので調べてみた。車社会である先進国では、外出制限で車が減り窒素酸化物が最も削減された。また同様に途上国でも、外出制限や工場等の活動制限の結果、大気汚染物質が少なくなったという事だ。このコロナ禍で、世界中の人びとが同じ行動をとったことで一時的にでも環境改善という結果が出たことは重要だと思う。経済の持続を考えるとこの制限を続けることは不可能だろう。しかし、インターネット等を活用して不自由を軽減する方法も様々なところで考え出されている。個人では、できる限りコロナ禍の生活様式を保つことが必要だと思う。その上で一人ひとりが社会環境に優しい行動を続けていくことが大切だ。
コロナ禍では、より弱い立場の人々が困難に見舞われている。それは見逃してはいけないと思う。環境改善のため、止められる活動とそうでない活動を見極めなければならない。教育も止めてはいけないものの一つだ。僕はこの研修で、カンボジアの子どもたちに将来就く仕事の選択肢を広げるため、インターネットで日本語を教える活動をしている。これは僕にとっても世界とSDG'sを学ぶためのきっかけとなった。気候変動リスクが切迫している中で、SDG'sがとても重要なみちしるべとなることを周りの人たちにも伝えて、どんなに小さい行動でも、みんなで起こすことで大きな一歩にしていかなくてはいけないと思う。
大変満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
SDGsについての学びや海外ボランティアの実践に興味があったから
ニュースでSDG'sについてよく耳にするようになって興味があったから
参加してみてSDG'sについて深く知ることができた。
今まで知らなかったことがほとんどで地球が今どんな状況にあるのかを知ることができた。
現地の子たちとのLIVEアクティビティではたくさん笑って楽しく学べた。現地の子たちはとても飲み込みが早く日本語も上手で驚いた。
今年は新型コロナウイルスの影響で現地に行けなくてとても残念だと思った。もしコロナウイルスが終息したら現地の子たちに会いに行きたい。
今回の研修で学んだことを活かし、地球がどうしたらもっと良くなるか考えて行動したいと思う。
この研修は現地の子たちの知識が増えるのはもちろん、その中で自分たちも学ばされることが多いのでやって損はないと思います。むしろ得しかない!!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
このようなコロナ禍の中できないことも多い中このような研修を開催していただきありがとうございました!!
もしコロナが来年終息したら今度こそ現現地に行きたいです!w
ありがとうございました。