[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『平等な世界に向けて』

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小論文

『平等な世界に向けて』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 平等な世界とはどのような状態なのだろうか。わたしの暮らしでは必要な物資は揃い、電気や水道は当たり前のように使え、医療も十分受けることができるが、世界ではこれは当たり前ではない。世界には国際的な貧困ラインの1日1.9ドル以下で生活する人が7〜8億人いる。日本での生活で考えると1日1.9ドル(日本円で200円)では必要な食べ物、水、医療は得られない。しかし日本では考えられないような生活を強いられている人々が実際にいて、新型コロナウイルスの影響でそのような人々はさらに増えているとされている。なぜ同じ人間なのに生活にこのような差が生じているのだろうか。生活における平等は実現されていない。世界の不平等について考えるために「物資の不平等」という点から考察しようと思う。
 物資の不平等が生む格差として次の3つが考えられる。
 一つ目は「教育の差」である。学校があっても教科書、筆記具が用意されていなければ十分な教育を行うことはできない。コロナウイルスの感染が続く中でICTの活用により教育を受け続けられる人がいる一方このような授業にはパソコンなどの電子機器が不可欠であり、生活物資を揃えるのも必死な状況下ではそのようなものなど揃える余裕などない。ここで教育の機会という点でも差が生まれる。
 二つ目は「医療の差」である。必要な医療器具が十分に用意されていなければ、良い医師や治療技術があっても治療自体を行うことはできない。全ての患者に対し最良の治療を行い、できる限りの命を救うことができるところもあれば、患者の症状が悪化することや救える命を諦めざるを得ないところもある。ここで命の扱われ方に差が生まれる。
 三つ目は「生活水準の差」である。同じ物が手に入ったとしても、物資に溢れた市場から選んだ物と、最低価格で手に入る物では質が異なる。同じ生活をする中でも物の質の違いが生活自体の差になる。より良い物を求めることができる人もいれば最低限の物で我慢せざるを得ない人もいる。ここで生活の満足度に差が生まれる。
 次にわたしの周りの物資の流れについて考える。わたしはお店に行けば生活に必要な物を揃えることができる。しかし購入した物を使わない、食べ物であれば傷んでしまった、食べきれないという理由で簡単に捨てている。スーパーや飲食店では食べられるものが買い手がいないために大量廃棄されている。今の日本は物資が溢れるが故に簡単にそれを廃棄している。これは物資が欲しくても手に入らない人からすれば信じられない使い方であり、不平等を感じられずにはいられないだろう。また物のありがたみをわかっていないとも言えよう。
 こんな現実を目の当たりにする中で「国や人の不平等をなくそう」という目標を達成するためには「人はみな同じである」という認識を持つことが必要である。わたしとあなたは違う国の違う人だからわたしの生活は富、あなたの生活は貧しくても関係ないと考えてはいけない。日本の暮らしでさえ世界の協力がなければ物資は少なく貧しい生活が強いられるだろう。このようなことを考えると世界は国から人までが繋がり、助け合っているのだから誰もが平等であるべきだ。
 わたしは今回の研修で不平等の実態を知り、アクティビティーで実際にカンボジアの環境を知ることで国同士での差に疑問を感じた。今回はまだ不平等について考えただけで、自分にできることはわからないので、いろんな人に自分が考えを伝えて、話し合うことで世界の不平等をなくす行動に繋げたい。また海外留学を不平等の実態を知り、現地から見た解決策を探る機会にしたい。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!

研修を受講した理由を教えて下さい

SDGsという言葉を耳にする機会や新聞の記事での取り上げを目にすることが増え、SDGsがどんなものなのか詳しく学びたいと思ったから。また昨年に計画していた海外へのボランティア留学が中止になり、自分にできることを探していた。

研修を受講した感想は?

世界の問題をSDGsという観点から考えることで新たな問題を知った。今までは世界規模の問題に対してはスケールが大きすぎて自分にできることなどないと思っていたが、ちょっとした心がけや行動が集まることで問題の解決に繋がるのだと学べた。そのことにより自分から何か積極的に取り組もうという意識や問題解決に必要な知識や知恵を得るために教育の機会を活かそうという目標が持てることができたのが研修の一番大きな収穫だった。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

まずはSDGsについて知らない人に広めるきっかけにしたい。たくさんの人と話し合う中で自分の考えを深めたり、新たにできることを見つける機会を作っていきたい。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

今まで考えなかったようなことから新たな発見が得られ、自分の中での目標が見つかる良いきっかけになります‼︎

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

ころからも現地とプログラム参加者を繋ぎ、SDGs促進への活動をがんばってください。ほんとうに手厚く、温かいサポートで研修を大満足の形で終えられました。

ふきだし

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