[ぼらぷらSDGs小論文]

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『ジェンダー平等への第一歩』

プレゼン資料
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小論文

『ジェンダー平等への第一歩』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

ジェンダーギャップ。それは近頃よく耳にする言葉だ。たとえば女性との国会議員の数は全体の10%程度であったり,収入の面では女性は平均で男性の二分の一しか貰えていない。世界で見ても,国会議員で女性議員が占める割合は191ヵ国中166位である。このような現状に危機感を覚え,だが何をすれば良いのかわからない人は多いのではないだろうか。そこで,なぜこのようなことが起こっているか,どのような対策ができるのかについて提起したい。
 ではまず,なぜ格差が生まれているのか。それはズバリ結婚,出産に偏見があるからだ。昔よりは改善されているが,今でも結婚や出産をすると女性は仕事を辞めてしまうだろうと思っている男性はいる。少なくとも仕事に何らかの影響が及ぶのは間違いない。ポイントはここである。つまり,結婚や出産で女性が不利にならないような仕組みを整えていけば収入の面でも仕事の面でも男女の差が生まれない。そこで考えたのが,「政府通知」というものだ。知っている人もいるかもしれないが,これはAIがそれぞれに相性がいい人を見つけ,教えてくれると言うものだ。政府通知により結婚したものには政府から援助金が与えられるなどのサポートが受けられる。この仕組みで重要な点は,政府が行っているということだ。政府が行うことによって企業側もジェンダー格差について意識するようになるだろう。そして他の企業独自の対策も講じられていく。
 では具体的に政府通知とは何なのかについて解説する。16歳になると,政府から相手の情報が書かれた政府通知が送られてくる。この相手はDNA情報などをもとにして選ばれているから,必ず相性がいい。結婚する時や出産するときに政府から援助を受けられ,会社でもサポートが手厚いので仕事を辞める必要がない。と,このようにいいことだらけだが,課題も多い。たとえば個人情報の管理についての問題や、結婚をしたくない人からの反対意見もあるだろう。完璧ではないが,ジェンダー平等の第1歩にはなるのではないだろうか。
 ここまでで身近にできることではないと思った人もいるかと思う。だが,政府を選挙で動かすのは私たちである。つまり,私たちが小さな意思を持つことが大切である。小さな意思を持つには,問題に対して興味を持てば良い。私たちにできることは,興味を持ってジェンダー格差を知ることなのだ。
 まとめると,私たちに必要なのはジェンダー格差を知り,小さな意思を持つことである。小さな意思が積み重なることで政府通知のような政策が出来上がっていくだろう。

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