『この先その先変えるのは私』
私は今までSDGsに関することは自分には関係ないと思っていた。しかし今回SDGsについて学び、今は自分に関係のないことでもいつかは自分の周辺に影響が出てきたり、または自分がたったひとつ何かすることで多くの人を助けることができる可能性があるとわかった。そこで、「私とSDGsと世界」というテーマに対して私自身が貢献できることは、自分が関わったものの先の未来までしっかりと考えることだと思った。
「自分が関わったものの先の未来までしっかりと考える」とは、食べ物、服、人間、場所など全てのことに対して言えることだ。自分が育てた、買った、産んだ、飼った、過ごした。この先のことについて考えるということだ。そうすると何になるのか。自分の服について具体例として考えてみると、私は服をよく買う方ではないが毎年何着かは必ず新しい服を買う。その理由は流行があるからで、最近は流行ものを買う人が圧倒的に多いと思う。その結果その前の年に流行っていたものは棚の奥にしまわれ、着る回数が減っていく。そしてゆくゆくは廃棄される。しかしその服を買うときに先のことを考えると、買ったとしても、そのシーズンが終わる前に早めにリサイクルショップに持って行けたり、その服を使って他にどうゆう着回しができそうかなどを考えて、なるべく多くこの服を使おうと意識して買うことができると思った。また、場所についても同様のことが言える。自分が使おうと思っている公園のベンチにゴミが置いてあるとする。そうするとその空間は「汚い」という印象がつく。そんな印象のベンチを見ると、せっかくそこにベンチがあるけれど他のベンチを探そうと思ってしまう。しかしそういう時にたった一つそのゴミを捨てる、その行動をすれば次に使う人が同じ思いをすることはない。そういう考えが大切だと思った。そうすることで汚いから座らないという循環がそこで途切れる。私がたった一つのゴミを片付けるだけでそのベンチは「汚なくない」に変わることができ、その先に使う人が気持ちよく利用することが出来ると思った。このように自分が関わったものの先の未来までしっかりと考えると自分はいい事をしたという意識付けもつくし次に使う人、使われるものがいい気持ちで過ごすことが出来ると思った。いい事をしたんだという意識付けはただの自己満足のように思われるかもしれないが、最初のうちはその自己満足がとても重要になってくると思う。
このような考えを通して私はこれからSDGsと関わっていくためにも自分が関わったものの先の未来までしっかりと考えて過ごそうと思う。自分が身近なことで意識できそうなことは、服やベンチの利用の他にも沢山あると思うので生活の中で探していこうと思った。