『「史上最強の学校作りとSDGs』
世間では、よく『SDGs』という言葉をよく耳にする。しかし、世界全体で解 決に向けて活動しようと言われたとしても「自分とはかけ離れているから」と 身近にできることがあったとしても変えようとしなかったり、学校や会社のプ ロジェクトの中で「こんなことをやりたい、続けたい」と決めて言ったところ で三日坊主で終わったりとなかなか解決に至らない。私はこのような現状を踏 まえ、 高校生である私が身近にできると考えたのは「私の通っている高校を史上最強の学校にすること」だ。ここで言う史上最強とは、1環境に配慮 2リラックス できる環境作り 3集中環境 の三つの観点のことを指す。こんなことは SDGsと関係ないのではないかと考える人もいると思うが本稿ではSDGsとの 関わりを見ながら意見を提唱していくとともに解決にむけて何ができるのかを 明らかにする。
「私の通っている高校を史上最強の学校にすること」をしたいと考えるきっかけ になったのは授業中に居眠りをしてしまう行動である。先生に協力していただ き、授業中に居眠りをしている人数をカウントしていただいたところ各教科2 名ほどであった。しかし、授業を受けている仲間に聞くと教科によっては10 名をこえる生徒が居眠りをしてしまったと回答する事態であった。睡眠不足と いわれるケースが多いが早寝早起きをしている人であったとしても眠くなって しまうことがある。弓削商船高等専門学校の情報処理学会の資料によると室内 温度やCO2濃度が高いと授業中に居眠りをする割合が高くなるという結果が出 ていた。このことから眠くならないために学習環境を整えることが地球温暖化 解決につながると考えた。私が考える解決策は以下の3つである。
1 節約
冷房の温度を1度高く、暖房の温度を1度低くすることで年間約31kgの CO2を削減することができる。また、これは年間約2000円節約にもな るためお財布に優しい。私の高校は1学年で12クラスあるので単純計算 で24000円節約できる。お金が安く済むと考えれば三日坊主になるこ とはない。
2 屋上の緑化と各教室に観葉植物を置く
植物は光合成のなかでCO2を吸収し、高さ150~180センチのだと1.5kg削減できる。つまり各教室におけば相当な量のCO2削減ができる。 また、屋上の緑化のより室内の温度を下げることにもつながり1と同様電 力費を抑えられる。簡単におくことができるため実践しやすい。
3 Feuの活用
Feuは室内にあった明るさ、環境をつくることができるものだ。明かりの配 置の効率化によってコスト削減もすることができ学習環境や生活環境を整 える意味でもとても有効である。
このことから地球温暖化は私たちの学習環境にも関わってくることがわかる。
習熟度をあげるためにもSDGs解決への第一歩を踏むためにも紹介したような実践しやすいことから活動をはじめよう。未来の世界が環境に配慮したよりよい社会になっていることを最後に祈りたい。
満足
SDGsについて学びたい
視野が広がった!
学校のプロジェクトの一環
学校のプロジェクトで参加したけれど、身近なところから行えるSDGsがたくさんあることに気づかされました。環境と一口で言っても調べていくうちに奥が深いなと思いました。
今回の経験はこれから生活していく中でSDGs解決に向けて自分の起こせるアクションからやっていきたいなと思います。
どんなことがきっかけで参加したとしてもたくさんのことが学べます。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
海外との協力をしていて日本との違いやSDGsを身近に伝えてくれる機会をくれていい団体だなと思いました。