『私とSDGsと世界』
一か月ほど前から社会と情報の授業でSDGsの目標に対して自分たちができることを具体的にチームで考えてきたが、今個人でSDGsについて考える機会ができたので今度はもっと具体的にできることを考えたいと思う。
たったひとりの高校生がSDGsを達成して世界をよりよくするためにできることは何があるだろうか。SDGsの17の目標をサッと見てみてどんなひとでも日常の中で貢献できそうなSDGsの達成目標は12番の「つくる責任、つかう責任」ではないかと思った。なぜ12番の目標に取り組もうと思ったのかというと、食品ロスならば誰でも減らすことができるし、2017年から日本の達成度が低かったからである。そして私の提案は「確実に食べられる分を最初に買い、足りなかったら少しだけ買い足す」ということだ。
「確実に食べられる分を最初に買う」というのは例えば、昼食をコンビニで買うことになったときに、商品棚をみてこれも買おう、あれも欲しいとなることがあると思う。しかし実際にそれらを買ったとしてすべてその日のうちに食べきれるだろうか。すこしでも不安に思ったら、この分は絶対に食べきれる、と思ったものだけ買うのだ。しかしそれで足りなかったとき、まだおなかがすいている、この時に「足りなかったら買い足す」のである。二回目に買いに行くときはまた確実に食べられる量だけ買う。これを一週間ほど繰り返せば自分のおなかのキャパシティーがわかってくるようになり何度も買いに行く必要がなくなっていく、というものだ。自分で食べきれる分を買うことで食べきれずに廃棄になる食品ロスが抑えられる。
農林水産省の平成30年の調査によれば、一人当たり毎日約60gの家庭系食品ロスがあることになっているのでその約60gをなくしていけば食品ロスの46%が減らせることになる。
しかしそれでは買いに行く時間がないときは何度も買いに行けないじゃあないか、と思う人もいるだろう。そのときは長期保存が可能なものを確実に食べられる分にプラスで一緒に買う。そうすれば万が一食べきれなくても次の日に回すことができるし食品ロスにもならない。
よって私は「確実に食べられる分を最初に買い、足りなかったら少しだけ買い足す」とおうことを提案する。これを読んだあなたも是非明日から、いや今日からでも初めてみたらどうだろうか。